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【ヘアカラー直後の毛先は暗い!?】仕組みと対応方法を美容師さん教えます♪ 自由が丘 美容室 Hair lounge aRTE

【ヘアカラー直後の毛先は暗い!?】仕組みと対応方法を美容師さん教えます♪ 自由が丘 美容室 Hair lounge aRTE
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ヘアカラーの後に、毛先が暗くなってしまったという経験をしたことがある方はいませんか?
どうしてヘアカラーをしたのに毛先が暗くなってしまうのでしょうか。
毛先が暗くなってしまう仕組みや対処方法を自由が丘にある美容室、「Hair lounge aRTE(アルテ)」でディレクターをしているyass(ヤス)さんにお伺いしました。

CONTENTS目次

毛先が暗くなる原因とは?

--毛先が暗くなる原因には、どういったものがあるのでしょうか?

とくに縮毛矯正やデジタルパーマをしている方や、毎日コテを使って巻き髪などを作っている方はタンパク質が固くなってしまい、毛先が傷みやすくなります。
タンパク質が硬くなると毛先が暗くなってしまう傾向があるのです。

毛先は紫外線やドライヤーの熱など、さまざまな刺激を日々受けているため、根元に生えてる髪の毛に比べるとどうしても傷みがあります。 

傷んだ髪の毛はカラー剤が健康毛よりも入りやすい状態です。
同じように塗布していても、毛先が暗くなってしまう傾向があります。
美容師は知識があるので、バラつきが出ないように調整して塗布しますが、自分でカラー剤を使う場合はその点を考慮してカラーをすると良いでしょう。

行き着けの美容室や美容師があると、カラーの失敗が軽減すると思います。
一回目ではお客様の髪の毛先が暗くなりやすいか、どうかが判断することが難しいのです。
何度か施術をすることで、美容師も髪質が分かってきて、お客様にあった施術を以前よりもクオリティを上げて行うことができます。

毎回お店を変えてしまうと、あなたの髪質を把握してもらえず、毛先が暗くなってしまうという悩みの解消は難しいかもしれません。
自分と相性の良い美容師さんを見つけるのは、美容室で過ごしやすくなるだけではなく、髪の仕上がりを良くするという大きなメリットがあるんです♪

毛先が暗くなるのは、選んでいるメニューにも原因があるのかも

--カラーした後に毛先だけ暗くなってしまうのは、髪のダメージ以外にも理由はありますか?

近年ヘアカラーの低価格化が進んでいます。
髪を第一に考えた施術工程は、ヘアカラーをする際にダメージを受けて色が入りやすくなっている状態の毛先に、しっかりとトリートメントをしてあげることです。

しかし、美容室によっては一番安いカラーメニューは、カラー剤を塗るだけという場合があります。
ロングヘアの方や、髪のダメージが気になる方は美容室へ予約する段階で、トリートメントで保護をしてくれるのか、カラー剤を塗布するだけなのかを確認することをオススメします。

毛先が暗くなるのは他の要因も

--美容師が失敗してしまうという場合もありますか?

髪のダメージや、保護をしなかったこと以外でも、美容師側が失敗してしまうこともあります。
例えば根元部分の1、2cmが、中間の毛束よりも明るくなってしまっている場合は美容師のミスが考えられます。

毛先が暗くなってしまうのは、色々な要素があるので、一概に美容師のミスとは言えませんが、一部分が他に比べて明暗差が出すぎている場合はミスの可能性が高いです。

その場合は、泣き寝入りするのではなく、”染め直し”をすることをオススメします。
ほとんどの美容室で、カラーやパーマを施術したあと約1週間以内だったら施術のし直しをしてくれます。
また、同じ美容室で施術をするのがイヤな場合は、他店舗でも施術し直しをしてくれる美容室もあるので、あきらめずに探してみましょう。

毛先が暗くなりやすいカラーはあるの?

--暗くなりやすいカラーはありますか?

カラーを深く入れるほど、毛先は暗くなっていきます。

例えばアッシュ系やマット系、ベージュ系などの赤みの少ないカラーは、発色させる色素が他のカラーとは少し違うため、色落ちがしやすく、明るくなりやすくなります。
色落ちをしやすくなることを、お客様もご存知の方が多いので、オーダー時に「(すぐに色落ちしないように)深めに入れて欲しい」とリクエストがあります。
そうすると自然と毛先は暗くなってしまうのです。

毛先が暗くなった時の対処方法は?

--毛先が暗くなってしまったときは、美容室に相談しても良いのでしょうか?

もしご自宅で対処したいという場合は、「シャンプーをよく付けてしっかりと洗う」「コテを使って退色を早める」の2つを行ってみてください。
コテを使って退色を早めるという行為は、すでにダメージのある毛先を更に傷める行為なので、美容室で対処してもらうことをオススメします。

カラーをしに行く時期を見極める!

--サロンでカラーをする時期を見極めるポイントとなるのはどんな時でしょうか。

「色が落ちてきた」や「明るくなってきた」、「根元の色が目立ってきた」などといった見た目が見極めのポイントとなってくると思います。
カラーリングしてから2か月以上経つと、根元に新しい髪の毛が生えてくるので、カラーと地毛の明暗差で目立ってしまうことになるでしょう。

カラーリングは1ヶ月半ごとに見直すのがオススメ。
カラーをしてから1ヵ月半後に再度美容室に行った際に、カラーの退色が進んでいない場合は、リタッチだけで大丈夫です。
そしてまた1ヶ月半後に毛先を含めた全体カラーを行ういましょう。

まとめ

カラーの後、毛先が暗くならないようにするには、トリートメントをしっかりと行い、毛先を保護してあげること!
行きつけの美容院を作り、同じ美容師さんに施術してもらうことをオススメします。
一番安いメニューを選んでいた人や“美容室ジプシー“となっている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

SALON INFOサロン情報

Hair lounge aRTE(アルテ)

住所:東京都目黒区自由が丘1-21-5 ホソノビル2F

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CATEGORY :ヘア
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