ウィルスに負けるない体を | こだわり特集大人の女性のコンディショニングサロン リナビュー(オトナノジョセイノコンディショニングサロン リナビュー)

春の体は、冬の間に溜め込んだ不要なものを体外に排泄する活動を開始する季節。
肝臓・腎臓で解毒を行いますが、不純物を最終的に排泄してくれる腸の動きを活発にしてあげることも大切です。
このところ騒がれているウィルスに感染しない＆感染しても戦える体つくりの為に、免疫力アップも押さえておきたいところ。人間の免疫力の60％くらいは腸で作られているのでデトックスにも免疫力アップにも「腸活」が最重要ファクターになるかもしれません。

まずは、腸のメカニズムから。皆さんは「腸」と聞くと、おなかのどの辺りをイメージされるでしょうか？ヒトの消化管は、口から肛門まで1本の管でつながっていて、私たちが腸と呼ぶ部分は大きく分けると「大腸」と「小腸」になっています。

【小腸の働き】
口から入った食べ物は、胃液・胆汁・膵液などによって分解・消化されて、小腸へ。
およそ2～4時間で、ほとんどの栄養素を吸収し、残りかすや吸収されなかった食物繊維を大腸へ送ります。
その長さは、約6～7ｍ！
ヒトの身体の中で、皮膚に次いで外界との接触が多いのは、口から食物を入れる消化器官と言われています。
その中でも、特に異物が侵入しやすいのは小腸で、病原菌や有害物質から身体を守るために、免疫機能が発達。腸を中心に消化管は、身体の中での最大の免疫機関と呼ばれているそう。

【大腸の働き】
小腸から送られてきた水分を吸収し、食べ物の残りかすや吸収されなかった食物繊維を約24時間かけて便の形にしていきます。
「上行結腸」「横行結腸」「下行結腸」「S状結腸」「直腸」からなり、およそ1.5ｍの長さに。消化物は、上行結腸では水様、横行結腸から下行結腸に行くまでに水分が吸収され粥状、S状結腸で初めて便の形状になります。食事をした後、胃結腸反射などにより、直腸へ送られ排泄されます。

腸には、たくさんの神経細胞が張り巡らされていて、腸内部の内容物の硬さを自動的に判断して、排泄に適した状態にしてくれています。この機能が、何らかの原因でうまく働かないと「便秘」や「下痢」になってしまいます。普段の飲食状況よって、腸の状態は変化しますので、毎日の死活にも気を配ることも大切なことですね。