職人気質で漫画好きの美容師! 代官山の美容室『Door』石谷伸一さんインタビュー

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普段はスポットの当たりにくい、美容師の『人』部分を色々と聞けたらと思っています。
今回はハイセンスなお店が立ち並ぶ代官山にある美容室『Door(ドゥーア)』で、店長として働く石谷伸一さんにインタビューをしてきました。
取材をしていくうちに石谷さんの外見では想像つかない意外な趣味のことも聞くことができました。

 

トレードマークの丸めがねとエプロン姿が誕生したきっかけ

 

——いきなりですが、石谷さんはおいくつですか? 丸メガネにエプロンっていうスタイルはザ・職人って感じがして貫禄がありますね。
石谷「今は35歳です。好きなんですよね、職人っぽい雰囲気が。以前スタッフみんなに「エプロンを着けようぜ!」って提案したんですけど、誰ひとり賛同してくれなかったので、僕だけいつもこんな感じです。個人的にはカッコイイと思うんですけどね~。なので、せめて僕専属のアシスタントだけでもと強制的に着用させています(笑)」

——ちなみに、その丸メガネは度入りなんですか?
石谷「いえ……実は伊達です。アシスタント時代に「なんだか顔の印象が薄いね」って代表の吉澤に言われたので、顔を覚えてもらうためにかけ始めたら、今やトレードマークになりました」

 

石谷さんのインドアとアウトドアの趣味

 

——石谷さんの雰囲気にもピッタリですね。プライベートはどう過ごされているんですか?
石谷「アウトドアチェアをベランダに置いて、音楽をかけてビールを飲みながら漫画を読むのが至福の時間ですね。あとはテニスに行った後にプールで泳いだりとか」

——意外にアクティブですね、特にテニスっていうのが。
石谷「そうですね。体動かすのは嫌いじゃないので。しかも何事も形から入るタイプなんで、テニスウェアも全部白で揃えてみたりして(笑)」

——爽やか! 他にも趣味ってありますか?
石谷「最近はとんとご無沙汰気味ですが、ピストバイクとかですかね。あとは漫画かな。家に漫画がたくさん収納できる本棚を買おうと思っていた位に読むんですよね。で、ドンドン数が増えてきちゃったので、最近は買わずにレンタルで我慢するようにしています」

——けっこうハイペースで漫画を読むんですか?
石谷「そもそも自分へと課しているノルマがあるんですよ。毎週ごとに10冊借りて、月に4~50冊は読むようにしています。借りたら返さなきゃだし、返したら借りなきゃだしっていう逃れられないスパイラルに陥ってますね(苦笑)」

——そっちはテニスよりも似合ってますね(笑)。どんなジャンルの漫画を読むんですか?
石谷「青春時代にもっとも影響受けたのは、ベタだけど『スラムダンク』ですね。あとはリアルタイムじゃないけど『キャプテン翼』や『北斗の拳』とか。小学校の時から実家にあった漫画を読み漁った甲斐もあって、小学生の頃には“愛とは何か”という真理にまで辿り着いちゃっていた気がします(笑)。もちろん青年マンガも好きで、数年前に実写化もされた『寄生獣』とか、最近のオススメだと『BLUE GIANT』!」

——世界一のジャズ サックス・プレーヤーを目指す青年のお話ですよね。ナイスセレクト!
石谷「そう! それをみんなに教えてハマってくれるのが嬉しいんですよね。だから少女漫画とか結構幅広いジャンルを読んでいます。あと自分で選ぼうとすると、どうしても偏っちゃうんで人にオススメを聞いたりとか、アニメや実写で映像化した作品の原作を読んだりとか」

 

“○○の鬼”と呼ばれていた学生時代

 

——なるほど。じゃあ、活字もお好きだったりして?
石谷「いえ、本当に漫画ばっかりで小説は全然読まないんですよね」

——小学生にして早くも“愛とは何か”を知ってしまったとのことですが、学生時代はどのような感じでしたか?
石谷「当時は友人から“バイトの鬼”って呼ばれていました(笑)。週6ペースでバイト漬け! でもそのお金を何に使っていたかと問われると、それが全然覚えてなかったりして(笑)。学校では捨てられていた校長先生の椅子を拾ってきて、それで授業を受けたり基本的にフザケてばかりでした。先生に注意されても「リサイクルです!」とか言いながら(笑)。イケてるグループとも真面目グループ、オタクグループとも自由気ままに幅広く付き合うって感じでしたね」

——クラスのムードメーカー的存在ですね。ほぼ毎日バイトをしていたと聞きましたが、何をされていたんですか?
石谷「高校に入学して1年半はファストフード店で、その後はドラッグストア。あとは引っ越し屋さんの手伝いとかお祭りのかき氷屋さんとか。冬休みとか長期の休みだと長距離トラックの助手席に乗って地方に行ったりとか。働くのが好きだったというのもありますが、それ以上に勉強が好きじゃなかったんじゃないですかね(笑)」

 

難しい。だけど石谷さんが嬉しかったオーダーとは

 

——バイトの鬼から職人的スタリストへとクラスアップしたワケですね。ところで、石谷さんの漫画好きってお客さんの間でも知られているんですか?
石谷「ごく稀にですけど、実は漫画好きっていう客さんもいたりするので。以前に漫画を持ってきて、登場するキャラクターの髪型にしてほしいっていうお客さんもいましたよ(笑)。たまたま自分も知っているキャラだったので、どうにかうまく完成して、とても喜んでもらえましたね♪」

——どんなキャラだったのか非常に気になりますね(笑)。
石谷「そこは秘密です(笑)。あっ、『君に届け』の風早くんにしてほしいっていうお客さんもいましたよ。漫画のキャラって二次元だからシルエットも完成されているんですよね。なので下手したら芸能人と同じ髪型にしてほしいというよりも難しいし、勇気がいると思うんですけどね」

——たしかにキムタクにしてください! っていう以上にオーダー“する側”も“される側”もハードルが高そうですね。
石谷「そうですね。漫画やアニメのキャラクターの髪型って現実的ではないのが多いじゃないですか。でも、それをオーダーしたのはきっと、僕が漫画好きって知っていて「この人になら、どうしたいか伝わるし、できるんじゃないか?」って頼ってきてくれたのが嬉しかったですね。

——たしかに。もし『ドラゴンボールZ』の孫悟空にしてくれってオーダーされたら難易度高すぎですよね、クリリンだったら楽なのに!
石谷「いや~、そこはせめてトランクスにしてあげたいですね(笑)」

——こうやって漫画の話ができるっていうのは、普段ヘアサロンに慣れていない男性客にとっては心強いんじゃないですかね。あとはココで漫画も読めれば最高ですが。
石谷「そうですね。そうするとサロンというよりも床屋みたいになっちゃうけど、本当はそういう感じにしたかったんです。でもさすがにそれはダメだろう! ってオーナーが(笑)」

——ですよね。さて、撮影はどういう感じにしましょうか。漫画が好きなら聖地巡礼とかしてみますか?
石谷「あっ、じゃあ最近だと『3月のライオン』って作品がアニメ化もされたし、けっこう好きでして……」

——おっ! 作品に登場する街のモデルになっている月島・佃島近辺に行ってみましょうか。あの街並みにエプロン姿っていうのも、なんだか下町の職人っぽくて似合いそうですし。
石谷「じゃぁ、エプロンもいくつか持っていきますね!」

 

インタビューを終えて

 

今回の撮影は石谷さんが今好きな漫画『3月のライオン』の聖地月島へ行ってきました。月島は昔ながらの下町の風景だけではなく、道を挟んだら超高層ビルが立ち並んでいて、不思議な魅力のある街でした。撮影中は『3月のライオン』のシーンを見ながら行い、和気藹々とした雰囲気で行われました。下町の風景と普段お仕事をされているエプロン姿が、想像以上に雰囲気に溶け込んでいて石谷さんの『職人』感を増したのではないでしょうか。
『3月のライオン』だけではなく、漫画好きの方でしたらぜひ石谷さんと漫画談義をしてみてはいかがでしょうか。(もちろんヘアカットのときです(笑))

 

今回インタビューした美容室&美容師
Door(ドゥーア)
石谷伸一(イシタニ シンイチ)

interview&test:TOMMY / photo:曽我美芽

 

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