【二度目の変身はあるか?!】美容室が苦手な現役女子大生が表参道で「おまかせ」で髪型を変えたらまたしても可愛くなった!
みなさんこんにちは。
初めましての方は、初めまして。あぐ味です。
来月に21歳を迎えるという、
「大人のオシャレはそろそろ知っとかないと」という時期に激突して血を流し続けている女です。
正直、痛いです。もう額も割れすぎて出る血もないぐらいなんですけど、
それでもオシャレな場所には足を踏み入れられずに生きています。
前回の記事で、10年ぶりに髪型を変えて、オシャレな美容院の素晴らしさを知ったものの、
結局また、今日までほぼ2ヶ月間美容院に行かなかった私に、楽天ビューティから呼び出しがかかりました。
場所は…
そう。また表参道です。
どうしてオシャレな美容院は表参道に集まるのか。
それは……表参道がオシャレだからでしょう。
野菜が八百屋に集まるのと同じぐらい当たり前のことです。
私はピーマンが大好きです。
向かうのか……怖ぇなぁ……。
あぁ。
気持ちを整える余裕もなく着いてしまいました。駅から近くて便利です。
というわけで、私の視線の先にあるのが、今回行く美容院、「ANTI」さんです。
まるで女優の楽屋の鏡みたいな窓が輝いています。
先の見えない通路……。
本当にこの先に美容院の入口なんてあるの?
私、永遠にここを回り続けるんじゃないの?
気付いたら出られなくなってる無限回路的な……
あっ
いたぁ……!
めちゃいい人そう……。
待ってる……すごく待ってくれてる……!
あっそんな丁寧に………すみません私なんかに……。
ほんとあの……部屋とか汚いんで……私、部屋の窓とかすごい結露してるんで……
あぁ……すみません……こういう恐い犬が前面にプリントされたカバンがオシャレだと思ってて……
しかも三日前のおにぎりとか入ってるカバンなんです……ごめんなさい預かってもらって……。
はぁ。もう緊張して死にそうだ
「今日はよろしくお願いします!」
「お願いします!(卍みたいなのが描かれた帽子かぶってる……)」
この、優しいラッパーのような方が、今日私を担当して下さるNORIOさんです。
丁寧に顔を見て、似合う髪型を決めていってくれます
「前髪は結構厚い方が好きですか?」
「そうですね……」
「一目見て透けさせた方が似合うと思ったんで、今日は薄くしてみましょう!」
「眉毛の整え方が分からなくて前髪で隠す」という非オシャレならではの習性があったので、内心「ヒョッ」と思いましたが、こういう機会じゃないと新しい髪型ってチャレンジしないんだよなぁ。
でも今日は、メイクも含めてやっていただけるので安心です。
そして今日は色も明るくしちゃいます。
「このいろんな色の髪が生えた棒、キーボードのホコリ取れそうだなぁ」などと思っているうちに、
カラーも決めてくれました。
しかし髪を染めるのは、茶髪じゃなきゃ大学デビューできないと思い込んでいた入学当初のとき以来なのでドキドキです。
黒髪でも大学デビューはできるし、私は別にデビューできませんでした。
さて、さっそく染めの準備に入ります。
ちなみにこの綺麗な女性のお方は、
本日メイクやシャンプーを担当してくださるMAYUさんです。
2人がかりでやっていただくと、やっぱりどうしても緊張してしまいますね。
見てください。
まんまと緊張してしまっている笑顔です。
そして、今回使用しているのは、イルミナカラーというもの。
ダメージが弱く、なんと、染めるとツヤが出るんだそうです。
染めると痛むというイメージしかなかったので、これは完成が楽しみ。
作業もひと段落、しばらく放置させます。
「せっかくなら面白い髪型で止めておこう」と言い出す、サービス精神旺盛のNORIOさん。
なにやら真剣に髪を固定しています。
さすが、器用。
カードゲームとかのアニメによく、こういう主人公の親友いますよね。
普段明るいのに、落ち込んだ時には誰よりも闇っぽくなる……分かりませんか?
すみません。
さて、合間に化粧の下地です。
まずは私のガサガサの肌を整えていきます。
家ではこういうこともやりませんからね。やるべきなんでしょうけど……。
湯葉がたくさん張り付いてるみたいで気持ちがいいです。
え?
なん…なに塗ってる? バター? バター塗ってる?
思わず怯えてしまいましたが、まぶたまでこうやってパックするのは新鮮でした。なるほど。
さて、下地やフェイスマッサージを終え、掴んで持ち上げやすそうな状態になりました。
毎度、一番緊張することでおなじみ、シャンプーに入ります。
思わず両手をギュッと組んでしまっていますね。なにを祈ってるんでしょうか。
あっ。
これはすごいですよ、指の一本いっぽんが頭皮を駆け巡って、いらないものがどんどんそぎ落とされていくのが分かるというか、このシャカシャカ度は素晴らしいですよ、かなり気持ちがい……
グゥ……
※通常の施術では白い布を顔にかぶせてくれます。
おはようございます。
さて、気持ちのいいシャンプーから目覚めたらいよいよカットです。
今回は、思い切って結構カットするそうです。ドキドキすっぞ。
わりと伸びていた髪の毛に、ぐんぐんとハサミを入れていきます。
あぁ、切られている時間が一番好きだなぁ。
イケメンと密着できるから。
このシチュエーションは日常、なかなかないですよ。
海の堤防に腰掛けて夕日を眺める私に、後ろからカレが手を回すとかそんなときしかないですよ。
そんなときしかないっていうか、そんなときはない。
……などという煩悩を断ち切るように、
普段自分で整えて失敗し続けている前髪を丁寧にカットしてくれます。
全体の髪の雰囲気も、もうだいぶ変わってきました。すごい軽くなってる。
さて、カットも終わり、いよいよパーマの準備に入ります。
二人がかりでも緊張するのに今度は三人がかりです。
私がタコみたいな顔になってるのは、
NORIOさんが合間にくれた美味しいキャンディーを夢中で舐めて緊張をほぐしているからです。
なかなか舐め終わらず焦りますが、美味しいので噛み砕きたくありません。
しかしこのクルクルーって手つき……毎回見入ってしまいます。
そして、クルクルーの作業もあっという間に終わり。
斬新な花嫁みたいになりました。
顔がずっとこのままなのは、依然として飴に夢中だからです。
あたためている間、横で見守ってくれるNORIOさん。
急いで飴を噛み砕きます。
しかし私の横顔、悪い意味ですごいボリューミーですね。
髪型でどのように隠れるか、そこも期待です。
いったん、流します。
このまんま流すんだ! と内心びっくりしていたので、今度は寝ませんでした。
そしてどんどん出てきます。最終兵器の登場です。
頭脳が特化したアンドロイドみたいになってしまい、不安に駆られます。
しかし、今回はエアウェーブでパーマをかけますが、カラーと同じようにこれまた特別なもの。
その名も、KPM(小松パーマメソッド)。
柔らかくふんわりと仕上がるんだそうです。楽しみ!
ボーーーーという音が響き渡る中、
NORIOさんが一所懸命なにか話しかけてくれているのですが、全く聞こえませんでした。
でも、鏡の前に置かれた飴を指さしていたので、
とりあえず「いります」と言ってみたらくれました。また飴舐め舐め生活の始まりです。
しかし「周囲を塗り潰そうとしたら選択範囲を間違えて顔だけ残ったとき」みたいな私は、
自分で見ててもたまに笑えました。
さて、いよいよ!
全て終わり、着替えに向かいます。
その姿はまるで、連行されるスーパーマンのようです。
果たして、どうなったのか……!?
…良いワインを知ってそう――――……。
なんでしょう。
明らかに、美容院を訪れたときから3年ぐらい経ってませんか?
一度哀しい恋を経験したかのような大人の顔立ちになりました。
20回目の冬の始まり、
生まれて初めて、
20回目の冬の始まり、
生まれて初めて、Gジャンを羽織って目線をはずしてみた――――――……。
Gジャンを羽織って目線をはずしてみた――――――……。
注目すべきは、
染めたりパーマをかけたりしたのに、元より髪質がよくなってる実感があることです。おどろき。
前はこんなふうに風になびかなかったもの。
風が吹いたらビチビチビチビチ!! ってなるだけだったもの。
……というわけで今回も、
さんざん緊張していましたが結局は「オシャレな美容院っていいな」と思えてしまったのでした。
そりゃそうです。
ひとつひとつの工程がものすごく丁寧で、普段そんなに初対面の人と話せない私が「話しやすい!」と思えるくらいフランクに接してくれて、
なにより、とっても楽しそうに髪をアレンジしてくれるんです。
私もどんどん楽しくなっていきました。
いいなぁ、こんなところにフラッと来れるようになったらなぁ、と思う次第です。
まだ、フラッとは無理だろうな。でもまた来たいです。
『ANTI』さん、ありがとうございました!
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