武蔵野美術大学&東京工業大学の合同ワークショップ『コンセプト・デザイニング2018』にスポンサーとして楽天ビューティが参加しました!

武蔵野美術大学と東京工業大学の生徒31名による、合同ワークショップ『コンセプト・デザイニング2018 sponsored by 楽天ビューティ』が、7月31日から8月4日の5日間で行われました。
このワークショップは、両校の学生混成の5名1グループになり、両校の学生同士で協力しながらあるテーマを考え作品を発表するというものです。

今年で9回目となるコンセプト・デザイニングの合同ワークショップに、楽天ビューティはスポンサーとして参加させて頂きました!
感性豊かな武蔵野美術大学の生徒と、論理的に物事を考える東京工業大学の生徒が融合することで生まれる『コンセプト・デザイン』。それぞれのグループからどんなアウトプットがされるのか、とてもワクワクする5日間になりました。

『コンセプト・デザイニング』とは

そもそも「コンセプト・デザイニング」とはどんなワークショップなのか。
本来なら『課題を解決するためのデザイン思考授業』という解釈になるのだが、この合同ワークショップではコンセプトの完成度よりも、コミュニケーションや両大学の発想の違いなどを学んでもらうことを重視しているのだという。

それを実現するために両校の学生たちに与えられた時間は5日間です。
この5日間のスケジュールのアジェンダは下記になります。

1日目:与えられたお題(問い)から
2日目:あらゆるコミュニケーション方法や発想法を使って、
3日目:コンセプトを構築(再構築)し、
4日目:なんらかの造形デザインを作り、
5日目:グループプレゼンテーションする。

『コンセプト・デザイニング2018』の初日は、「コンセプト・デザイニング概要」や「コンセプト・デザイニング」、「デザイン思考・アイデア出し」の講義が両大学の先生から行われ、そして今年度の「テーマ」が発表されました。

講義は合同ワークショップの本番ともいえる5日目の最終プレゼンを無事発表するために、どのようにコミュニケーションを取り、どのような思考で取り組むべきかを説明。
そして楽天ビューティからも、我々が考える『美』に対して説明をさせて頂きました。
ちなみに我々の考える『美』とは、有名人などの憧れに近づくために着飾る『美』ではなく、自分らしさを引き出すことを本来の『美』だと考えています。

講義が終わるといよいよテーマの発表です。
過去5年間で出されたテーマは『オトナとコドモ』『くりかえす』『■』『ながいもの』『恋』でした。
2018年度のテーマは『鏡(2枚)』と『似合う』『のようなもの』『自分』という単語を組み合わせた創作物を作るというものでした。

最終プレゼンに向けて

テーマが発表されてからは、各グループそれぞれが手渡された2枚の鏡と『似合う』『のようなもの』『自分』をどう解釈するか、どう表現するかの議論が始まります。
議論の仕方はグループによって様々で、あるグループはポストイットにアイデアを書き込んでホワイトボードに貼っていったり、また違うグループではクロッキー帳を使用して、アイデアを整理したりと議論の仕方もグループによってさまざまでとても面白い。

こうしてアイデアをそれぞれアウトプットし、取りまとめて最初の関門である中間プレゼンを行います。
中間プレゼンは、グループごとのテーマに対する解答の方向性をはじめて他のグループに発表する大切な場です。
ここでアイデアをアウトプットし、先生や学生たちから意見を聞き、改善すべき点やもっと伸ばす部分などを自分たちで咀嚼して、最終プレゼンまでの残り2日間で完成まで持っていかなくてはいけません。

この合同ワークショップの凄いところは、5日間という短い時間の中でアバウトなお題を自分たちで解釈し、それを作品に落とし込んでプレゼンをしなくてはいけないというところにあると思います。
ワークショップ初日に先生が、「作品のクオリティはそこまで重要視していません」と言ってはいましたが、複数いるメンバーの意見を集約し一つの作品にするというのはとても大変な作業です。

このような短期間で、密度の濃い時間をグループで共有し、ついに最終プレゼンの日がやってきます。

想像以上のクオリティ

最終プレゼンの日がやってきました。
プレゼンの直前までミーティングをしたりと、各グループ最終確認に余念がありません。
グループによっては大きな装置を組み立てていたり、壁画アートのような作品も見えて、どんなプレゼンになるのか想像もつきませんでした。

この合同ワークショップは、6グループがそれぞれ発表をします。
最終プレゼンに与えられた時間は7分間。
プレゼン形式は、パフォーマンスでも寸劇でも自由だが、造形物を作ることとグループメンバー全員が、何かしらの役割があることが最低ルールになっています。

それぞれのグループの発表はとても面白く、プレゼンにケーキを持ち込んで実際に先生や学生に食べてもらったり、中が真っ暗な箱を作りその中に色々なモノを入れて、中に入った人が何を持ってくるのかを実際に体験してもらったりと、こんなアイデアがよく浮かぶなと感心するものばかり。
そして、一番私がびっくりしたのは、造形物に鏡を使用するグループが少なかったことです。
私がまずこのテーマを聞いたときは、「鏡を必ず使った造形物を作る」という固定概念にとらわれていましたが、学生たちはそんな固定概念などなく自由な発想で造形物を作成し、発表していて頭をガツンと殴られた感覚になりました。

このような自由な発想から生まれたアイデアが各グループから発表されましたが、この中から『楽天ビューティ賞』と『優秀賞』を決めます。

楽天ビューティ賞の発表!

まずは楽天ビューティ賞の発表です。
この賞に選ばれたのは、今回のプレゼンの中で一番アート色が強かったグループ名『きゃんでぃ=xでした。

このグループは「鏡は投影するモノ」、そしてその投影された自分は「理想と現実の自分の差を感じる『不快感』」だと解釈し、巨大な発泡スチロールに自分を掘り(投影させ)それを自宅の壁に見立てて、常に視界に入れることで戒めにもなるのだという。
改めてそう説明されると、ふとしたときに見る自分の表情と、鏡に写ったと認識した後に見る自分の表情には確かに違いがあるなと思いました。
自分が写ったと認識した瞬間は素の自分の表情で、それから後の表情は外行きになっていたりしますよね。

この発表の内容はもちろんですが、制作してきた造形物の大きさと迫力がとても半日程度で作られたとは思えませんでした。
さすが武蔵野美術大学の学生さんですね。

『コンセプト・デザイニング2018』優秀賞の発表!

『コンセプト・デザイニング2018 sponsored by 楽天ビューティ』の優秀賞に選ばれたのは、グループ名『おしゃれイヅミ』です。
このグループの発表は『鏡たらしめる展』という展覧会を模したプレゼンになっていました。

「鏡をたらしめる」の「たらしめる」とは、「そのようにさせる」という意味。
つまり『おしゃれイヅミ』は「鏡を鏡のようにさせている」原因は何なのかという部分に着目したのです。

この発想に至った経緯は、「鏡を見る」ときに「鏡ではなく自分を見ている」ということに気付いたからだという。
実際にテーブルに丸板を複数置き、どれが「鏡」でどれが「鏡のようなモノ」かを他グループの学生や先生に分類してもらっていました。
そうすると、人によっては「顔が写れば鏡」だったり「顔は写らないけど鏡のようなモノ」と判断基準はさまざま。

そういう点から、鏡のように反射する性質があれば、鏡じゃないモノも鏡になり得る可能性があるのではないか、そしてそれは鏡だけではなく自分自身もそうで、自分が良いと思っている部分や自分が嫌いだと思っている部分は条件次第で色々な見え方がするのではないかと説明。
さらにそれを意識的か無意識で見ることで、自分の写りや感情などにも変化があるのではないかという疑問定義でプレゼンをまとめました。

「鏡」というテーマでここまで深く掘り下げて、人が意識している状態か無意識なのかなど条件で、物事の見方が変わってくると発展していくのが素直に凄いなと思わせてくれました。
展覧会形式にしたのも、「鏡」と「鏡のようなもの」を人に分類させたのも全ての最後の疑問定義に繋がっていて、とてもレベルの高いプレゼンで優秀賞に選ばれるのも納得でした。

『コンセプト・デザイニング2018 sponsored by 楽天ビューティ』を終えて

今回は6グループ中2グループを賞に選ばせて頂きましたが、どのグループも甲乙つけ難くとても素晴らしい発表ばかりでした。
物としての『鏡』と、『似合う』『のようなもの』『自分』という言葉として意味があるモノを組み合わせるというテーマで、どんなアウトプットがされるんだろうと思っていましたが、全ての発表が独創的で刺激的な内容ばかりで、この合同ワークショップに参加できたことがとても嬉しく思います!

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