Raku Lab通信

【パーマの後にトリートメントってあり?】メリットや気をつけることを現役美容師に取材してきました!

【パーマの後にトリートメントってあり?】メリットや気をつけることを現役美容師に取材してきました!
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美容院でパーマをかけると、よく「トリートメントどうされますか」と聞かれますよね?
『トリートメント=髪をさらさらにする』と思っていたけど、実際パーマ後のトリートメントは、どんなメリットがあるのでしょうか?
また、かけたパーマをきれいに維持するためにはどうしたら良いのでしょうか?
今回、LUCK HAIRの鬼頭保店長にお話を伺いました。

CONTENTS目次

パーマトリートメントをすすめる理由

パーマをかける前に、髪の毛に何か液体を塗布しますよね。
その液体は、髪の毛にカールを付けるための薬剤です。
この薬剤をパーマ液といい、これが髪の毛の内部まで浸透することで、髪の毛にカールを付けることができます。

ただパーマ液を塗布すると、髪の毛を保護するキューティクルが傷んでしまう可能性があります。
髪の毛のダメージを保護する役割で、トリートメントがすすめられることがあります。

髪へのダメージに合わせてトリートメントを選ぶ

髪の毛への負担を減らすために、パーマ液の中にトリートメントオイルが含まれているものもあります。
髪の毛のダメージに合わせて、パーマ剤やトリートメントを選ぶことで、髪の毛を修復しながらパーマをかけることができます。

髪の毛の傷みが酷いと、せっかくのパーマもかかりづらくなるので、髪の毛の状態をしっかり把握して、カウンセリングすることが重要です。

パーマトリートメントは髪を傷めるって本当?

ダメージの原因を把握せず、トリートメントを使うと髪の毛を傷めてしまう可能性があります。
トリートメントの使用で一番重要なのは、ダメージの原因を正すことです。

【代表的な髪の毛へのダメージ】
・カラーやパーマの頻度
・紫外線
・乾燥

このように髪の毛のダメージには、さまざまな要因が考えられます。
まずは、髪の毛に与えるダメージの要因を改善し、ダメージにあったトリートメント剤を正しく使うことが大切です。

パーマトリートメントは、美容院&自宅での両ケアがオススメ

パーマの後に美容院でトリートメントをしても、効果を長く持続させたいですよね。

美容院によっては、スチームを使ってトリートメント剤を、より深く髪の毛の内部に浸透させるケアを行ってくれます。
しかし自宅では、こうしたケアはなかなか難しいもの。
キレイな髪の毛を持続させる為にも、週に1~2回の自宅でのケアを心がけることも大切です。

パーマトリートメントのホームケアのポイント

バスルームでパーマトリートメントを使用する場合のポイントを説明します。
正しく使うことで、より効果的なヘアケアを行いましょう。

①シャンプー後、髪の毛の水気をしっかり切ってから毛束の中間から毛先に向けて、揉みこむように塗布する。
※トリートメント剤が地肌についてしまうと、かゆみや炎症の原因になる恐れがあるので、地肌についたらしっかり洗い落としましょう。

②タオルやシャワーキャップで髪の毛全体を包み、3~4分時間を置く。
※トリートメントの種類によって放置時間は異なるので、裏面の使用方法を読んで、時間を確認しましょう。

③所定の時間になったら、なめらかさが残る程度になるまでお湯で洗い流す。
※もし、髪がキシキシするようなら流しすぎです。
せっかくのトリートメント効果が半減してしまうので流しすぎは気をつけましょう。

パーマを長持ちさせるコツ

パーマは一般的に、24~48時間で形が定着するといわれています。
パーマをかけた当日はシャンプーをせずに、翌日の夜までシャンプーを控えることをオススメします。
パーマをかけた翌日の早朝でも良いですが、時間は長く空けたほうが確実です。

またブラシで髪の毛をとかしすぎないことも、パーマを長持ちさせるコツです。
目の細かいブラシやコームは、カールが伸びてしまい、パーマの持ちが短くなります。

どうしても髪のひっかかりが気になるときは、手ぐしや目の洗いコームで軽くとかす程度にしましょう。

まとめ

髪の毛が傷んでいるのにパーマをかけたり、家でのヘアケアを怠ると、パーマを美しく保つことができません。
パーマをかける際は、信頼できる美容院のスタッフに、髪の毛の状態をチェックしてもらい、髪の毛に合ったパーマトリートメントを選んでもらうことも大切です。

ダメージレベルによっては、パーマをかけるよりも、髪の毛の修復が優先されることもあります。
毎日のホームケアと、しっかりしたサロンケアで美髪を目指しましょう。

SALON INFOサロン情報

LUCK HAIR(ラックヘアー)

住所:東京都渋谷区鉢山町14-4

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