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ラブソングの歌姫FUKIの変遷とヘアスタイルに関するインタビュー

ラブソングの歌姫FUKIの変遷とヘアスタイルに関するインタビュー
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FUKIはデビューからラブソングを歌い続けて、そのリアルな歌詞とストレートな歌声から多くの10〜20代の女性に支持されているアーティスト。
そんなFUKIは現在、恋愛にまつわる記念日とコラボレーションしたラブソングを12ヶ月連続でリリースするというプロジェクト『12 Sweet Stories』を展開中です。
クリスマスイブをテーマにした楽曲『ラストシーン』が12月13日にリリースされる直前に、FUKIのストーリーをインタビューさせていただきました。

CONTENTS目次

アーティストを目指すようになったきっかけ

アーティストを目指すようになったきっかけ

ーアーティストを目指すようになったきっかけを教えてください。

FUKI:保育園に通っていた頃に、姉と一緒に歌番組を観ていたんですが、そこに安室奈美恵さんが出演されていて、それを観たときに「歌って!踊って!!可愛い!!何だこのアーティストは!」と衝撃を受けたのが最初のきっかけです。
それから真似して踊るようになっていたんですが、小学生の頃に友達と一緒に地元のお祭りでダンスをしたりしていて、ずっとダンスは好きで続けていました。
中学生になってから、スクールへ通って本格的にダンスを習ったり、自分で歌を練習するようになりました。

ー本当に小さいときからダンスや歌が好きだったんですね。高校生になってからはどうでしたか?

FUKI:ダンス科とボーカル科があるような専門的な高校へ進学して、ダンスの練習をずっとやっていました。
ダンスのイベントにもたくさん出演したし、BSで放送されているダンスの番組にも映ったりもするくらい本気で取り組んでいたんです。
ですが、高2の文化祭でボーカル科のバックダンサーをしたそのタイミングで、自分の中で何かが切れてしまってダンサーを辞めてボーカルとしての道を選ぶことにしました。

ーダンスを辞めることに葛藤などありましたか?

FUKI:未練もなくスパッとダンスを辞めることができたんです。
文化祭のときに「やっぱり真ん中で歌いたい!」って思ったんですよね。
そのときから自分で曲作りを始めました。

ー曲作りの経験などもあったんですか?

FUKI:自分で曲を作ったことはなかったんですが、音楽は元々好きだったし、ダンスをやっていたのでインストなどの音源は自分でたくさん集めていました。
そこに自分でメロディーをつけて、日本語の歌詞を乗せてということから曲作りを始めたんです。

そして、ダンスをしていた頃からクラブやイベントにはたくさん出演してきたので、そこでできた知人の繋がりで歌でも出演させてもらうようになりました。
そういったイベントのブッキングや曲作りなどを助けてくれるようになったんですが、結果を出すことがなかなかできないでいたんです。
歌を本格的に始めようと思った高2の時期からデビューするまで8年間かかりましたね。

ーデビューのきっかけを教えてください。

FUKI:ある日、先輩のシンガーから仮歌を歌ってくれないかと電話で依頼を受けたんです。
誰の仮歌なのか分からない状態で引き受けたんですが、行ってみたらそこはシェネルさんのビリーヴを作っている現場だったんです。
その現場に私のプロデューサーでもある、EIGOさんもいらっしゃったんですよ。

ー元々EIGOさんのことはご存知だったんですか?

FUKI:もちろん知っていました。
私は平井大さんが好きなんですが、EIGOさんが手掛けた楽曲も多く、当時一緒にお仕事をしたいと思っていた方だったんですよ。
私は元々押しが強い方ではないんですが、憧れていたEIGOさんに出会えたので、自分から積極的に猛アタックをしたんです。
そうしたら「すごく良い声してるね」「何か一緒にできたら良いね」って言ってくださり、そこから一緒にやらせていただいてます。

ロングヘアからボブヘアに

ーここからビューティ寄りの質問をさせていただきます。FUKIさんは決まった美容院などありますか?

FUKI:デビューの前から、freeraという、表参道にある美容院で店長をしているMAIちゃんに髪の毛を切ってもらっています。
実はデビュー曲の『キミじゃなきゃ』のMVで沖縄に行ったんですが、そのときのヘアメイクもMAIちゃんにお願いをしているんです。
私自身が人見知りなので、デビュータイミングの撮影は、いつもカットしてくれているMAIちゃんに作ってもらいたいと思ってお願いをしました。

ー好きなヘアスタイルはありますか?

FUKI:今はボブヘアなんですが、こんなに切ったのは人生で初めてで、実は2018年まではずっとロングヘアでした。
元々安室奈美恵さんが好きだったこともあって、「ロングヘア以外はイヤだ!」って思っていたんです。
海も好きなので、アメリカの西海岸にいるような、海で自然と抜けちゃったというようなスタイルが好みでした。それを人工的に出すのは難しいんですけど。

ーロングヘアからボブヘアにするきっかけはありましたか?

FUKI:本当に10年以上、私の中でポリシーがあってロングヘアを続けていたんです。
だから、髪の毛を切るのはとても勇気が必要でした。
でも、次にアルバム出すぞというタイミングで、何かを変えたいという気持ちが漠然とあって。

新しい自分を見せたい。もちろん音楽的にもそうなんですけど、変えたい。ただただ変えたい。
髪の毛ならガラッと変えられるし、今まで私のボブのイメージはみんなもなかっただろうし、私自身もなかったから、新たな自分を表現できるきっかけになるんじゃないかなと思いました。

恋愛でも失恋をしたら髪を切って、過去の想いを断ち切るじゃないですか。
私は失恋はしていませんでしたが、今のモヤモヤを全て断ち切って
新しい自分として次のアルバムに向き合おう、曲を書いていこうと思ったのがきっかけです。

ー髪の毛をボブにするときは、どのようにオーダーしたのでしょうか?

FUKI:そのときはfreelaと違うお店だったんですが、ロングヘアのときから信用していたスタイリストさんだったから、「髪を切りたい。ここまでやってください」とレングス指定のみで。
私の髪の毛はすごくストレートなので、「ぱっつんボブが良い」とオーダーしたら、
私の思うとおりにやってくれました。

ー髪の毛のアレンジはしていますか?

FUKI:ライブのときはオイル使ってウェッティにしたりしてますが、普段はあまり作りこんでいません。

ーボブヘアにしてから、ジャケットのビジュアルも可愛らしい雰囲気から、ストリート感のあるオシャレな雰囲気になったと思いますが、ビジュアルだけではなく楽曲面などにも変化はあったのでしょうか?

FUKI:歌詞に関しては昔から実体験を元にしたリアルを書いているのでそこまでの変化はなかったです。
うそをつかずにありのままの気持ちを書くという意味では、ずっとデビューのときから今も変わっていません。
ですが、私も経験を重ねることで、多くの歌い方を勉強して一辺倒にならないように考えながら曲を作って、表現に幅を広げるようにしています。

また、ビジュアルに関してですが、元々私のファッションって古着が多くて、今みたいなパーカーにデニムというようなカジュアルな服装が好きなんです。
ロングヘアのときみたいな、スカートにニットというようなファッションももちろん好きなんですが、普段がカジュアルなファッションなので、髪の毛を切ったタイミングでクリエイティブも素の私へ寄せました。

今は『12 Sweet Stories』という、12ヶ月連続でラブソングの新曲をリリースするプロジェクトを実施中なんですが、ほとんどのジャケットで私が曲を作っているタイミングとリンクして撮影を行っているんです。
そのときに感じた、そのときにしか出せない一瞬の空気感を切り取っています。

ーメイクやファッションは海外を参考にしているのでしょうか?

FUKI:メイクでもファッションでも海外を参考にしています。ブランドにはあまりこだわりがないですが、パーカーはチャンピオン、靴はナイキかドクターマーチン。
ネットでも靴とか化粧品や、ペットのハリネズミのエサを買います。
服は、古着屋さんで99.9%買います。中目、学大、都立で、海外から買い付けしているところでそれぞれお気に入りが1つずつあります。

FUKIのヘアスタイル変遷

キミがスキ -Winter Ver.- / キミへ〜LOVE SONG COLLECTION〜 / With U

2015年のデビューから2018年までは、ガーリーでドレッシーな衣装で。

星が降る夜 / KISS. / Our Love Story

2018年の夏。ボブにヘアスタイルを変更。『星が降る夜』ではメイクなしの試し撮りをジャケットに。以降、ポラロイド撮影に変更し、カジュアルでフィルム感、ノスタルジーを感じさせる写真へ。

Long Distance / FIRSTLOVE / LOVE and CRY

『オリオン』からは、プロデューサーのEIGOさんがiPhoneで撮影。
「『12 Sweet Stories』が始まってから、曲にストックがあるわけではなくて、毎月毎月、今の、その瞬間の気持ちを大切にして曲を作っています。写真も納品の2日前、1日前に撮影してその日のうちに納品しています。タイム感、フレッシュ感を味わっていただければと」

『12 Sweet Stories』の最新曲『ラストシーン』に込められた想い

ラストシーン

先ほどお話にあがった『12 Sweet Stories』の第8弾となる最新曲『ラストシーン』が、12月13日にリリース予定になっています。この楽曲に込められた想いを教えてください。

FUKI:恋人たちにとって、クリスマスって本当に一大イベントだと思うんです。
クリスマス前に付き合うカップルも多いとは思いますが、その反面でクリスマスを目の前にして別れてしまうカップルもいると思っています。
春夏秋と一緒に過ごしてきたカップルにとって、クリスマスって相手を見極めるターニングポイントになっているんですよね。
「この人と一緒に今年のクリスマスを本当に一緒に過ごすの?」という感じで。
以前までは、リアルタイムで楽しんでいる、その瞬間を切り取ったことを歌にすることが多かったんですが、今回はフワフワとした曖昧な感情ではなく、一歩踏みこんでラストを迎えに行く決意が見えるような曲を作り、その気持ちが伝わるように歌わせていただきました。

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