シャギーカット

「シャギーカット」とは、ノーマルシザー(ハサミ)やカミソリ、すきバサミなどを使用して、毛先が軽く見えるように髪の毛を削いでいくカット技法です。

シャギーカットは、男女ともに取り入れることができるユニセックスな技法であることから、70年代頃には海外の多くのアーティストや俳優がこの髪型にしたことで人気になりました。

現在では毛量が多すぎたり、重くなってしまった髪の毛の毛量を減らすために使用することが多いです。また、重さを残したヘアスタイルが定番となっているので、全体にシャギーを取り入れるのではなく、顔周りを軽くしたりなどポイントで取り入れることが多いのが特徴です。

髪の毛を軽くすることができるシャギーカットですが、デメリットもあります。シャギーカットの技法は毛先をシザーやカミソリで削いでいくので、どうしても毛先が乾燥しやすくなり、パサつきや枝毛を引き起こしてしまう可能性が高くなります。シャギーカットを取り入れる際には、毛先に洗い流さないトリートメントを塗布してケアしたり、コテを使用したスタイリングを毎日やらないなど日頃のヘアケアにも十分に気を付けなければなりません。