ドライカット

「ドライカット」とは、ネーミング通りに髪の毛が濡れていないドライな状態でカットしていく技法です。

ドライカットはヘアデザインの最終調整で使われることが多く、濡れた状態では分からないクセや毛量などを、髪の毛が乾いた状態でカットすることでバランスの良いヘアスタイルにすることができる特徴があります。最終的な仕上がりを確認しながらカットをするので、自宅でも再現度の高いヘアスタイルを作ることができます。

ドライカットは一人ひとりの髪の毛のクセを見極めながらのカットしたり、美容院に行った直後だけではなく、二ヶ月後の髪の毛が伸びた状態のことも考えながらカットをします。個々の美容師のテクニック次第で差はありますが、ドライカットをすることで長持ちするヘアスタイルになります。

しかしながら、ドライカットには少なからずデメリットもあります。濡れた状態の髪の毛よりも、乾いた状態でカットをする方がハサミとの摩擦が起きやすく、どうしても髪の毛への負担が大きくなってしまうのでトリートメントなどでケアすることも忘れないようにしましょう。

ドライカットは上手な人が施術することでデザインが崩れることなく長持ちするので、短期間で美容院に通うことが難しい方はドライカットが上手な美容師を探してみましょう。