ジェルネイルをする直前にしてはいけないネイルケアを現役ネイリストに聞きました
ジェルネイルを長持ちさせるために、ネイルケアを念入りにされている方もいらっしゃるでしょう。しかし、そのネイルケアがジェルネイルの施術をする邪魔になっている可能性もあります。本記事では、ジェルネイルをする直前にしてはいけない行為を、ネイルサロン『ラメール』代表の松坂歌純さんに伺いました。
ネイルサロンに行く前にしてはいけない行為
ネイルサロンに行く前にしてはいけない行為は以下のとおりです。来店直前のネイルケアはNG来店直前の水仕事なども避ける来店前に爪は切らない
来店直前のネイルケアはNG
来店直前に、ハンドクリームやネイルオイル(キューティクルオイル)でケアをしてしまうのは避けた方が良いでしょう。施術前には、アルコールで爪を拭いてジェルの付きを良くさせますが、ハンドネイルやネイルオイルに含まれる油分が邪魔をして、ジェルの付きが悪くなってしまうためです。その結果、ジェルネイルが早く剥がれてしまうこともあります。また、指先にささくれなどがあって恥ずかしいという方がいらっしゃいます。そのためささくれを残しておかず、引っ張って取り除いてしまうなんてことをする方も。そのようなことをしてしまうと、ささくれだった部分が大きく荒れてしまい、皮膚硬化の原因にもなります。来店前には特に何もせず、すべてネイリストにお任せいただくのが一番です。
来店直前の水仕事なども避ける
自爪が水分を吸って柔らかくなってしまうと、ジェルが付きにくい状態になってしまいます。そうなると先ほどの油分と同様に、ジェルが早く剥がれてしまう原因にも繋がるので、水仕事をしたりお風呂に入るなどの行為は避けましょう。ネイルサロンに行く前や、家でジェルネイルをする場合でも、爪は乾いている状態にしておくことがジェルネイルを長持ちさせるポイントです。
来店前に爪は切らない
ジェルネイルをする場合、爪が短すぎると思い描いたデザインにできない可能性があります。どうしても切りたい場合は、最低でも爪の白い部分を2ミリ以上は残すようにしましょう。ネイルサロンでは、やすりを使用して爪を整えますが、あまりにも短いとキレイに整えることができないためです。
ネイルサロンに行く前の準備
ネイルサロンに行く前に、特別な準備は必要ありません。しかし、自分がどのようなネイルデザインにしたいのかを考えておくことが必要です。ただし、初めてネイルサロンでジェルネイルをする場合、どのようなネイルが似合うのか分からないという方もいると思います。そのような場合は、ネイルサロンにサンプルにネイルチップがあるので、そこでネイリストの方と相談して決めることも可能です。また、ハンドネイルだけではなくペディキュアも塗ってもらう場合は、マニキュア(ポリッシュ)で塗ることが多いため、5本指が出るサンダルで行った方が良いでしょう。その理由は、マニキュアは乾くのが遅いため、靴下などを履いてしまうと色が取れてしまう可能性が高いためです。
ジェルネイルの予約時にサロンが知りたいこと
来店前にサロンが知りたいのは、ネイルオフがあるか、ないかです。ネイルオフがあると施術時間が変わってくるためです。他にも爪が割れてしまってリペアをしたい、結婚式用にウエディングドレスに合うデザインサンプルを集約しておいて欲しいなど、ご来店される前から分かっている事情がある場合もお伝えしましょう。ネイルサロンでは爪の長さを出したいというご要望も叶えることができます。方法は3種類で、付け爪チップ・スカルプチャー・ジェルと選んでいただけます。これらの施術も時間が変わってくるので要望を伝えるようにしましょう。さらに、長さ出しの場合は予約時にネイルサロン側から質問をすることもあります。「怪我をしてしまって爪の状態が良くないから長さを出したい」という場合は、怪我の完治を優先させるべきなので、残念ながらお断りする場合もあります。
まとめ
ネイルサロンに行く前は、セルフケアなどはせずにそのままの状態で行く方が良いということが分かりました。逆に良かれと思って整えてしまうと、ネイリストが整えることができなくなってしまいます。また、ネイルサロンに行く前には自分のなりたいイメージを持っておくと良いでしょう。ネイルのオフなどがあったり、つけ爪チップなどがある場合は予約時に伝えておくと施術がスムーズになります。
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