縮毛矯正と髪質改善メニューの仕上がり写真を見るほど、違いがわからなくなる…という方はぜご覧ください！ | こだわり特集HANS 名古屋 伏見(ハンス　ナゴヤ　フシミ)

【ポイント】
縮毛矯正…髪の形（クセ）にコンプレックスがあって、ビシッと、半永久的に形を変えたいのか

美髪チャージ…形自体は持ち味として受け入れられる（クセを活かしたスタイルや、コテで巻くなど、スタイリングを楽しみたい）のだけれど、手触りや艶感、ダメージによってパサついてしまう質感をどうにかして扱いやすくしたいのか

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縮毛矯正をかけると、その部分の髪の内部構造が半永久的に変わります。（髪は常に新しく生え変わるので新しく生えてきた髪の毛はくせ毛の状態で生えてきます。）

一方、美髪チャージは髪内部に栄養を補給し髪表面を整えることで手触りが良く、自然な艶感が得られるメニューです。

髪には、水に濡れると結合が切れて形を変えられる部分「水素結合」と、縮毛矯正のような化学反応でしか形を変えられない部分（髪の元々の形）「化学結合」があります。

美髪チャージ後のブロー写真を見ると、まるで縮毛矯正をかけたようにストレートな髪に見えると思いますが、美髪チャージで髪内部と表面をケアしたことと、ブローをしたことによる水素結合が関係しています。

濡れている髪の毛をドライヤーで乾かしてブローをすると、まとまりが良い状態になりますよね。

これは、髪の毛は乾き切るときの形状を記憶する性質によるものです。
ですが、時間が経つにつれて髪の毛は乾燥したり、空気中の湿気を吸収して膨張します。これによって、朝のスタイリング直後は良かったのに時間が経つにつれて「うねり」や「くせ」が出てきます。

美髪チャージの場合は、髪質にもよりますが、髪が湿気を含んだ際に自然なうねりやクセが出ます。ですが、髪内部に栄養分が含まれ、表面のキューティクルが整っている状態ですので、艶感がよく、手触りも柔らかいです。

一方、縮毛矯正の場合は、髪内部のうねりの原因になる構造自体を矯正しているため、かけた部分は基本的にストレートな状態です。

髪の毛には複数の結合があるのですが、中でもシスチン結合は強い分類の結合です。強い薬を使ってシスチン結合を切断して、アイロンで直毛に形を作って、別の薬で再結合させます。

シスチン結合は水ではビクともしない強い結合のため、髪が濡れたとしても乾いていくときにシスチン結合を再結合したときの形を保とうとします。