酸性カラー

「酸性カラー」とは、ヘアカラーの一種でヘアマニキュアとも呼ばれています。

酸性カラーはアルカリカラーとは違い、髪の毛のキューティクルを開いて染料を浸透させるのではなく、髪の毛の表面に染料をコーティングしてカラーリングします。髪の毛を脱色せずに染料を塗布するので、アルカリカラーよりも発色は落ちますが、ツヤ感が出て透明感を表現することが可能です。また酸性カラーはキューティクルを開いたりしないので、髪の毛にダメージを与えずにヘアカラーを楽しむことができるメリットがあります。

酸性カラーは髪の毛の表面にしか色を塗布していないので、アルカリカラーよりカラーの持ちが悪いというデメリットもあります。アルカリカラーの持ちはだいたい1〜3ヶ月ほどだと言われていますが、ヘアマニキュアは2週間ほどで色が落ち始めて、4週間くらいで元の髪色に戻ります。しかし白髪染めをナチュラルな色味にしたいと思っている方は、ヘアマニキュアをオススメします。しっかりとした黒髪にすることはできませんが、酸性カラーでカラーリングをすると柔らかな色味になるため、髪の毛が伸びてもカラーリングした箇所と根本の境目が目立ちにくくなります。