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前髪を長時間崩れないようにキープする方法を美容師に聞きました!

前髪を長時間崩れないようにキープする方法を美容師に聞きました!
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崩れにくい前髪をキープさせるには、ドライヤーでしっかりと形を作って、ヘアスプレーなどを使用してキープする方法があります。前髪はその人の雰囲気をガラリと変える、髪型のなかでも重要なパーツです。しかしセットしても前髪をキープできなくて、すぐに崩れちゃうという悩みを抱えている方も少なくないでしょう。本記事ではなぜ前髪のキープが難しいのか、前髪をキープするためのコツがないのか、自由が丘の美容室『VOLANTE 』で代表をしている佐伯輝雄さんにお話を伺ってきたので紹介します。

CONTENTS目次

前髪のキープが難しい理由

女性 ダメ

前髪のキープが難しい理由は以下のようなものがあります。
● スタイリング剤が原因
● 湿気が原因
● 髪の毛のダメージ
それぞれの理由を詳しく解説します。

1.スタイリング剤の重さや油が原因で前髪キープができない

女性 鏡

前髪をキープするために、ヘアスプレーなどのスタイリング剤を使用するのが一般的です。しかし、前髪キープの目的でつけているのに、実はこのスタイリング剤が原因で前髪がキープできずに崩れてしまうことがあります。スタイリング剤を使用した前髪キープのNGポイントは、スタイリング剤の量を多くつけすぎてしまうことと、前髪全体にスタイリング剤をつけてしまうことです。朝に前髪をセットしたときはよくても、時間が経つにつれてだんだんとスタイリング剤の重さで前髪がキープできずにペタンとしてしまいます。

2.適切なスタイリング剤を使っていないから前髪キープできない

ボトル ヘアケア

普段使用しているスタイリング剤や、スタイリング方法が合っていない場合も前髪のキープが難しくなる理由のひとつです。たとえば、ヘアスプレーの中でも髪の毛のキープに強い商品と、髪の毛に艶を出すことを目的とした商品などがあります。前髪をキープさせたいのに、キープ力の弱いヘアスプレーを使用していたら崩れてしまうのは当たり前です。このようなことが起きないためにも、美容師にどのようにスタイリングをするのか、どのようなスタイリング剤を使用するのか確認しましょう。

3.湿気のせいで前髪キープができない

雨 傘

雨が降ったりすると、湿度が上がって湿気を含んだ空気になります。実はこの湿気は前髪キープにとって大敵なんです。髪の毛が湿気を含んでしまうと、毛が約1.5倍に膨らんで、元々の髪の毛のクセが出てきてうねったり、左右に割れてしまったりします。また髪の毛にダメージがある場合は、健康な状態の髪の毛よりもさらに湿気を吸収してしまうのです。このように、湿気が多い日は前髪のキープが難しい傾向にあります。

4.髪の毛のダメージが原因で前髪キープができない

髪の毛にダメージがあると、乾燥してパサパサとした髪質になります。このようなダメージ毛の場合は、髪の毛がまとまりにくくなるため、スタイリングしてもキープすることができません。髪の毛にダメージを与えずに、健康毛の状態を保つことが前髪をキープさせるためには重要です。

前髪をキープしやすいスタイリング方法

ヘアースタイル 女性

前髪のキープをしやすいスタイリング方法を4ステップで紹介します。ぜひ参考にして下さい。

1.洗髪あとすぐに髪の毛を乾かす

ドライヤー 女性

髪の毛が濡れているとキューティクルが開いた状態になり、髪の毛にダメージを与えてしまう可能性が高くなります。髪の毛にダメージがあると、髪の毛がまとまりにくくなるため、スタイリングをしてもキープができません。洗髪のあとはすぐにドライヤーで乾かすようにして、前髪をキープできる状態にしましょう。

2.ドライヤーは上から下へ当てる

ドライヤー 女性

ドライヤーを使用して髪の毛を乾かすとき、ドライヤーの風は上から下の方向に当てるように乾かすのがポイントです。下から上の方向に風を当ててしまうと、髪が持ち上がってしまい分け目で分かれてしまうので、前髪のキープが難しくなります。髪の毛を乾かすときは、髪の毛の中に手を入れて髪の根元をこするようにしましょう。そうすると髪の毛のクセが出にくくなるし、髪のボリュームも出すことができて前髪キープもしやすくなります。

3.ドライヤーの風を左右に当てる

ドライヤー 女性

髪の毛がある程度乾いてきたら、次はドライヤーの風を左右から当てます。一定方向に長時間風を当ててしまうと、毛流れがつきすぎてしまって変なクセがついてしまい、前髪が変な形でキープされてしまいます。前髪を流すスタイリングをしたい場合は、流す方向に風を当てたあとに逆方向からも風を当てて乾かすとバランスがよくなって前髪もキープできるようになります。

4.カーラーやヘアアイロンを使用する

ヘアアイロン カーラー

1から3までの工程は、前髪をキープするために行ったスタイリングの土台作りです。ここから更にデザインをするには、カーラーやヘアアイロンを使用して前髪をキープします。髪の毛を乾かした状態のナチュラルな髪質とは違い、それらを使用することで前髪のキープ力が変わってきます。しかし、技術力に左右されてしまうので、最初から上手にセットすることはできないかもしれません。自分のなりたいセットができるようになるまで、練習する必要があります。

5.ヘアスプレーを使用して前髪をしっかりとキープ

スプレー 女性

スタイリングが終わったら、ヘアスプレーを使用して前髪をキープするようにしましょう。ヘアスプレーを使用して前髪をキープするときのポイントは、前髪全体に吹きかけるのではなく、根元に吹きかけることです。前髪を少し持ち上げると、根元にヘアスプレーを吹きかけやすくなりますよ。ヘアスプレーを全体に吹きかけてしまうと、髪の毛がパリッとしてしまうので注意が必要です。またオイルスプレーだと、重さにつながってしまうので、逆効果になる場合があります。ヘアスプレーを上手に使用して、理想の前髪をキープできるようにしましょう。

美容師秘伝:今すぐできる前髪キープ方法の3つの裏技

横顔 女性

美容師さんだけが知っている、前髪のキープ方法の裏技があります。その方法を教えてもらったので、ぜひ試してみてください。

1.ハードスプレーを指につけて前髪をキープする

ヘアスプレーは吹きかけて前髪をキープする使用方法が一般的ですが、指につけてから髪の毛につける方法もあります。たとえば、前髪の分け目が落ちてキープができない場合など、ヘアスプレーをつけた指で分け目の根元だけをはさむと前髪がキープしやすくなります。見た目はナチュラルで普通ですが、根元だけピンポイントで固定できるので、美容師さんが撮影のときに使用するテクニックです。

2.ベビーパウダーを使用して前髪をキープする

赤ちゃんに使用するベビーパウダーを、髪の毛に使用することを意外に思った方もいるのではないでしょうか。ベビーパウダーを前髪の裏側と額に薄くつけるだけで、前髪を長時間キープすることができます。

3.カーラーの二段使いで前髪をキープする

髪の毛の量が多いという方にオススメの裏技の前髪キープ方法です。前髪を上半分と下半分に分けて、それぞれにカーラーを巻きます。このとき、上のカーラーは大きめを使用して、下は小さめのカーラーを使用するのがポイントです。普段のカーラーよりも前髪のキープ力が上がります。

まとめ

ショートヘア 女性

前髪がキープできるか、崩れるかでその日の気分まで左右されちゃいますよね。今まで知らなかったドライヤーの当て方や、美容師さんならではの裏技まで公開してもらってとても勉強になりました。今回紹介した前髪キープのコツをぜひ自分のものにして、前髪美人になっちゃってください!

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