Raku Lab通信

メンズの縮毛矯正ってどうなの?デザインの考え方からメリットやデメリットを美容院のオーナーに取材しました!

メンズの縮毛矯正ってどうなの?デザインの考え方からメリットやデメリットを美容院のオーナーに取材しました!

メンズでも癖毛に悩んでいて、縮毛矯正をかけたいと思っている方はたくさんいますよね。 だけど縮毛矯正をすると直毛になりすぎたり、髪の毛にダメージを与えてしまうのが不安でチャレンジできないという悩みを耳にすることがあります。

今回は、メンズパーマヘアに定評のある渋谷の美容院【boucle(ブークル)】の代表篠原さんに、メンズの縮毛矯正についてメリットやデメリット、ホームケアなどの方法をお聞きしました。

CONTENTS目次

縮毛矯正とは?

最初に広義での縮毛矯正についてお教えください。

縮毛矯正とは、ストレートパーマという大きなカテゴリの中にある技術のひとつです。
美容院によっては、ストレートパーマというメニュー名だけど、施術内容は縮毛矯正だったりするケースもあります。
そのため、現在ではストレートパーマと縮毛矯正の定義が曖昧になってきているといえます。


美容院には、縮毛矯正とストレートパーマのメニューがありますが、大きな違いはどこになるのでしょうか?

髪の毛に直接熱を加えるのが縮毛矯正で、加えないのがストレートパーマです。
縮毛矯正は髪の毛に直接熱を与えて施術をするので、髪の毛に与えるダメージは大きくなりますが、強い癖毛でもストレートヘアにすることができます。


髪の毛に直接熱を与えるというのは、具体的にどのようにして施術をするのでしょうか?

まずは、髪の毛に薬剤を塗るのですが、ここまではストレートパーマも同様の流れになります。
薬剤を髪に塗布したら、ストレートアイロンを使用して、髪の毛に直接熱を加えていく施術をするのが縮毛矯正です。


髪の毛に直接熱を加えることで、髪の毛がストレートヘアになるんですね!

縮毛矯正をかけると二つの力が働くので、強い癖毛でもストレートヘアにすることができます。

一つ目が、髪の毛を引っ張って真っ直ぐにする力。
二つ目が、アイロンの熱を直接髪の毛に加える力です。

この二つの力が髪の毛に加わることで、癖毛を矯正することができます。

縮毛矯正とストレートパーマのどちらを選ぶべきか

縮毛矯正とストレートパーマでは、どのような効果の違いがあるのでしょうか?

仕上がりと日々のスタイリングに大きな違いが出てきます。
ストレートパーマですと、仕上がりがナチュラルになりますが、日々のスタイリングはいつもと変わらずやらないといけません。
縮毛矯正は、髪の毛を直毛にすることができますし、効果も長持ちさせることができます。濡れた状態でもストレートヘアをキープすることができるので、スタイリングも簡単になることでしょう。


初めて施術をする方は、縮毛矯正とストレートパーマどちらのメニューを選択すべきなのか悩まれる方もいらっしゃると思います。どの場合はどのように予約をするべきなのでしょうか?

髪の毛の状態や仕上がりのイメージが分からないと、「どちらが良いですよ」とは言い切れないのが実際のところです。
一番確実なのは、担当の美容師にどちらのメニューを選択するべきなのか相談することだと思います。

実はお客様の髪質次第では、ストレートパーマで十分サラサラなストレートヘアになる場合があるんですよね。
ですが、自分の髪の毛の状態をお客様側で判断するのは難しいので、担当の美容師に相談するのが一番間違いがないと思います。
予約の際に、「縮毛矯正とストレートパーマのどちらにするか悩んでいます」と伝えてくださると、コミュニケーションがスムーズになりますよ。


篠原さんがお客様から相談された際は、どのような視点で決められてるのでしょうか?

お客様が、どこまでの仕上がりを求めているのか、自宅でのスタイリングはどのようにしているのか、という二つの視点で判断することが多いです。

仕上がりに関しては、本当に真っ直ぐのヘアスタイルにしたいのか、それともクセをちょっと生かしたナチュラルな仕上がりが良いのかを聞くようにしています。
縮毛矯正は、技術も使用する機材も以前より進化しているので、針金のような髪の毛になることはほぼなくなっていますが、それでも真っ直ぐなストレートヘアになってしまうので、それでOKなのかは重要なポイントです。

あとは、自分でどこまでスタイリングに時間をかけられるのかも重要視しています。
先ほどもお伝えしましたが、縮毛矯正はスタイリングの時間を短縮してくれるメリットがあります。
もし、スタイリングの時間を短縮したいという要望があれば縮毛矯正を選択するべきですし、ナチュラルな仕上がりが好みで、スタイリングにも時間をかけることができるならストレートパーマでも大丈夫だと判断します。

メンズが縮毛矯正をかけるメリットとデメリット

メンズが縮毛矯正をかけるメリットを教えてください。

一番はやはりスタイルを、簡単に形にしやすいということです。
最近では男性も、ストレートアイロンを使用してスタイリングをしている方がいますが、そのスタイリングの手間を省くことができるのは大きなメリットだと思います。

あとは、スタイリングをしてから長時間経っても、スタイルが崩れないというのも縮毛矯正をするメリットです。
雨が降ると湿度が上がって、せっかくスタイリングをしたのに通勤や通学時に崩れてしまう場合もありますが、縮毛矯正をすることでそのような崩れを防ぐことができるのはとても喜ばれますね。


他にもメリットはありますか?

生え際に縮毛矯正をポイントで入れることで、前髪が浮かんでしまうなどのボリュームアップを抑えることができます。
先ほどのスタイリングと一緒ですが、朝頑張ってスタイリングしたとしても、外部環境ですぐに崩れてしまう場合があります。
ですが、縮毛矯正をポイントで入れることで、スタイリングをずっとキープできることができるのもメリットだと言えるでしょう。


メンズが縮毛矯正をする際に発生するデメリットはあるのでしょうか?

縮毛矯正をしてから数ヶ月経つと新しい髪の毛が伸びてきますよね。
その際にストレートになった箇所と、新しく生えてきて癖毛の箇所とのギャップが大きくなってしまう場合があります。
特にメンズの場合ですと髪の毛が短い方が多いので、そのギャップが大きく目立ってしまうのです。

もちろん、はたらしく生えてきた箇所にのみ縮毛矯正をすることができるので、メンテナンスは可能ですが、ずっと縮毛矯正をかけ続けないといけないというループに入ってしまうというのもデメリットといえます。


縮毛矯正をかけてからカラーやパーマをかけることは可能ですか?

まずカラーですが、ダブルカラーのようにブリーチを使用する施術ですと、大きなダメージを与えてしまって髪の毛を危険な状態にしてしまう可能性があるので、お断りをする場合があります。

また、縮毛矯正をかけた後にパーマをかけてしまうと、せっかくストレートヘアになるように結合した髪の毛の組織を、また分解してしまうので元の癖毛に戻ってしまう場合があるので避けた方が良いでしょう。

メンズの縮毛矯正でかかる時間

縮毛矯正はどれくらい施術時間がかかるのでしょうか?

髪の毛の長さによっても変わってきます。
ベリーショートですと、2時間半くらいかかって、ショートヘア以上ですと大体2時間ちょっとくらいを見込んでもらえたらと思います。
お店の混み具合や、アシスタントがいるかどうかによっても変わってくるので、3時間くらいは必要だと考えた方が良いでしょう。


ストレートパーマですとどれくらいの時間がかかりますか?

ストレートパーマの場合は、メンズですと2時間かからないくらいで完了するでしょう。
縮毛矯正はアイロン操作が必要なので、その分どうしても時間はどうしてもかかってしまうのです。
ストレートパーマに比べて縮毛矯正の料金が高いのも、アイロン操作の技術料と施術にかかる時間が反映されているからです。

メンズが縮毛矯正をかける際に気を付けるポイントは?

縮毛矯正をかける際に気をつけた方が良いポイントを教えてください。

単純に髪の毛をストレートヘアにしたいだけでは、ひょっとしたら仕上がりを見てガッカリしてしまう場合があると思います。
それは、自分が本当になりたいイメージと、実際のヘアスタイルとのギャップによって発生するからです。

このようなギャップを発生させないためにも、雑誌でもネットでも良いので理想のヘアスタイルを探して、それを元に美容師と相談するようにしましょう。


確かに髪の毛をストレートにしたいという思いだけが先行して、その後のヘアスタイルまで想定できない場合もあるかもしれませんね

髪の毛を切りたい、ストレートにしたいというのは目的ではないんですよね。
実際には「カッコよくなりたい」というのが本当の目的だと思います。
なので、仕上がりイメージを美容師と共有するというのは、目的を達成するためにとても重要な要素になんです。


今の話を伺っていると、ストレートといっても直毛にしたいのではなく、軽く動きのあるストレートヘアにしたいという方もいるのかな、と思いました。

そうなんですよね。
深くカウンセリングをしていくと、動きのあるナチュラルなヘアスタイルを求めている方もいらっしゃいます。
そのような方には縮毛矯正ではなく、ストレートパーマをオススメする場合もあるのは事実です。

ですが、自分でストレートアイロンなどを使用してスタイリングをするのを前提として、縮毛矯正をかけることもあります。


髪の毛のダメージは問題ないでしょうか?

縮毛矯正をはじめとするストレートパーマから受けるダメージと、家でするスタイリングによるダメージのバランスを考えることが大事だと思います。
縮毛矯正をかけた上で、ダメージが深刻にならないようにケアをしながら、毛先のみアイロンを少しだけ入れるのはありだと思います。
ちょっと強引なことをいうと、メンズの場合はカットする周期も短いので、傷んだ部分はカットしてしまうという手もあるからです。


なるほど!そこの状態も見抜くというわけですね。

お客様にとって一番のフラストレーションは、やりたいヘアスタイルにできないということだと思うんです。
お客様のなりたいという思いを、できる限り叶えて上げるのが美容師の仕事だと考えています。


信頼関係が出来上がっている場合は良いですが、初めて担当してもらう方の技術力などはわからないですよね。そういう場合は縮毛矯正をオーダーしない方が良いでしょうか?

これは難しい問題ですよね。
縮毛矯正は昔に比べて技術力も上がりましたし、機材自体も進化したので失敗することが減りました。
ですが、初めて行った美容院で担当してくれた美容師の知識量までお客様はわかりません。

縮毛矯正の施術という点だけで考えると、一番の安全策は縮毛矯正専門店で施術をしてもらって、お気に入りのデザインを作っている美容室へ行くという方法です。


そういうこともできるんですね!確かにそれは安心できるかもしれません。

もちろんできます。
ですが、縮毛矯正専門店は髪の毛をストレートにすることを目的としたサロンなので、デザインまで想定していない場合があります。
なので、一番理想的なのは、デザイン力も技術力も高い美容師を見つけることだと思います。

メンズが縮毛矯正をかけた後のホームケアは必要?

メンズでも縮毛矯正をかけたらホームケアは必要になりますか?

縮毛矯正をすると髪の毛にダメージを与えてしまうので、ホームケアは重要になります。
また、スタイリングを崩れさせないという意味でも、ホームケアはしっかりとしましょう。


どのようにホームケアを行えば良いでしょうか?

縮毛矯正をかけた後の髪の毛は、水分を含みやすい性質を持っているので乾きにくい状態になりやすいです。
乾きにくい状態の髪の毛に、ハイダメージ用のトリートメント(インバス・アウトバスともに)を使用すると、より乾きにくくなってしまいます。
それを防ぐためにも、使用感の軽い洗い流さないトリートメントをつけると良いでしょう。


普段のシャンプーにもホームケアのポイントはありますか?

髪の毛の汚れとコーティング剤を、しっかりと落としてくれるシャンプーを使用することをオススメします。
簡単なホームケアの流れは下記を参考にしてください。

1:シャンプーで髪の毛の汚れをしっかり落とす
2:タオルドライした後に洗い流さないトリートメントをつける
3:髪の毛を溶かしてからドライヤーで乾かす

このような流れでホームケアは大丈夫です。
また、スタイリング時にアイロンを使用する場合は、入れる箇所にヒートケア成分の入った洗い流さないトリートメントをつけると、髪の毛のダメージを減らすことができます。

メンズが縮毛矯正をするときのデザインの考え方

縮毛矯正をメンズがやろうと思ったときに、どのようなデザインになることが多いでしょうか?

縮毛矯正をしっかりと入れると、髪の毛はストレートヘアになるけど、ぺったんこな質感になってしまうというデメリットがあります。
また、ヘアデザインの観点からも、一昔前の韓流スターのようなサラサラヘアになってしまうので、縮毛矯正を完全に入れるというのは、あまりおすすめしていません。


縮毛矯正を完全に入れない方法もあるんですね!

boucleでは、癖毛をただストレートにするのではなく、なりたいデザインをどのように再現しやすくするかを考えています。
縮毛矯正を使用した施術だったとしても、ボリュームを残した方がデザインしやすくなる「つむじ」周辺はわざと根元にクセを残したりします。

クセを残した方が良い箇所もあれば、顔周りなどのクセが強い部分にはしっかり縮毛矯正をかけることで、綺麗なフォルムをキープすることができるようになります。
このように、縮毛矯正をかけてストレートにしてあげる箇所と、クセを残しておいてあげる箇所を分けることで、デザインにもこだわったヘアスタイルを実現することができます。


とてもこだわりがありますね!お客様にも喜ばれそうです。

「縮毛矯正をするんだから髪の毛がぺったんこになるのは仕方ない」という考え方ではなく、お客様の理想的なデザインを実現するのも美容師としてとても大切な仕事だと考えています。
メンズの場合は、女性に比べて髪の毛が短いので、縮毛矯正のデメリットが際立ってしまうので、リスクを抑えつつアプローチをする技術力と、髪の毛に対する知識量が必要になってくるんです。

縮毛矯正のメンズヘアスタイル

縮毛矯正をかけてもオシャレに決まる、メンズヘアスタイルを紹介します!

社会人にもおすすめのナチュラルショートヘア

刈り上げ部分が爽やかな印象を与えるショートヘアです。
このヘアスタイルのように、ナチュラルな質感のヘアスタイルは縮毛矯正をかけても実現することができます。
このヘアスタイルなら、社会人の方でも安心して

(URL)
https://beauty.rakuten.co.jp/hs1103831/

オシャレなセンターパートのショートヘア

自然な動きがオシャレなショートヘアです。
パーマをプラスするのではなく、地毛の動きを利用して作ることもできます。
前髪を長めにすることで、ちょっとルーズで自然体なヘアデザインにすることができるのでおすすめです!

(URL)
https://beauty.rakuten.co.jp/hs1103839/

柔らかな動きが魅力のミディアムマッシュヘア

ナチュラルな動きが、柔らかでオシャレな印象を与えてくれるミディアムヘアです。
髪の毛をラフに乾かしたあとに、バームワックスを馴染ませたら完成するので、スタイリングがちょっと苦手という方にもおすすめです!

(URL)
https://beauty.rakuten.co.jp/hs1103847/

まとめ

メンズの縮毛矯正について、【boucle(ブークル)】の代表篠原さんに伺いました!
縮毛矯正にすると、サラサラのストレートヘアにしかならないと思っていましたが、かけるところとかけないところなどを決めることで、デザインに幅が広がるということがわかりましたね。
癖毛に悩んでいるけど、サラサラすぎるヘアスタイルにはしたくなかったという方にとってはとても嬉しい情報ですよね!
boucleに行くことができそうな方は、一度篠原さんに相談してみるのも良いかもしれません。

SALON INFOサロン情報

boucle(ブークル)

住所:東京都渋谷区神南1-13-10 エッグビル2階

  • この記事の情報は、掲載開始日時点のものとなります。
    掲載されている記事内容及び店舗情報は予告なく変更されることがあります。ご了承下さい。
  • 掲載サロンは、記事掲載後、移転、閉店などされる可能性があります。
    掲載ネイル画像は予告なく削除される可能性があります。
CATEGORY :ヘア

MEDIAメディア情報

  • Raku Lab
  • Raku Lab通信編集部

    すべての女性の「キレイ」をあと押しするコンテンツを配信するメディア「Raku Lab(ラクラボ)」の編集部です★外見だけじゃなく、心から美しくなれる情報を発信していきます。