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髪の毛が絡まるのはナゼ?日常のケアで変わる?現役美容師が原因や対処方法を解説します

髪の毛が絡まるのはナゼ?日常のケアで変わる?現役美容師が原因や対処方法を解説します
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髪の毛が絡まる人は、日頃のケアが問題がある場合があります。 髪の毛の絡みを解消してサラサラな髪を手に入れたいという方も多いでしょう。
本記事では、髪の毛が絡まる主な原因3つや、絡まらないようにするための日々のケア、絡まってしまったときの対処方法を、代官山にある美容院『lemiie』の美容師、寺尾紗央里さんに解説してもらいました。

髪の毛が絡まるのはなぜ?日常のケアで変わる?現役美容師が原因や対処方法を解説します
CONTENTS目次

髪の毛が絡まる原因は?

髪の毛が絡まる原因は?

髪の毛が絡まる悩みを解消するには、原因を知ることが大切です。
まずは髪の毛が絡まる理由を解説します。

原因1.元々の髪質

髪の毛が細くて柔らかい方は、髪の毛が絡まりやすい傾向があります。
例えると、柔らかな糸はすぐに絡まりますが、太くてしっかりしている靴紐などは簡単に絡むことはありません。
髪の毛も同様に、硬くてハリのある方が絡まりにくいのです。

くせ毛も絡みの原因と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、湿気で髪の毛がカールするくらいのくせ毛であれば、髪の毛が絡まる原因には繋がりません。

原因2.ヘアカラー、パーマ等による髪の毛のダメージ

ヘアカラーやパーマをすると、ダメージを受けて軟毛になる場合があり、髪の毛が絡まりやすくなります。
また、ダメージを受けるとキューティクルが開き、髪の毛が乾燥しやすくなることも髪が絡まりやすくなる原因です。

しかし、最近の薬剤は進化しているので、一回の施術で髪の毛へのダメージが深刻になる可能性は低いです。
もし不安な方は髪の毛の状態を、担当している美容師に確認してもらうことをおすすめします。

原因3.私生活の日々のケア

日々の生活で髪の毛をどう扱っているかにもよって、絡まりやすい髪の毛にしている原因に繋がります。

・ヘアアイロンでスタイリングをする
髪の毛に熱を加えることでタンパク変性が起こります。
タンパク変性が起きると、髪の毛内部の油分と水分のバランスが崩れてしまい、手触りがゴワついて絡みやすくなる原因へと繋がるでしょう。

・濡れた状態で髪の毛を放置する
髪の毛を濡れた状態にしておくと、髪の毛が膨張してキューティクルが開いた状態となります。
キューティクルが開いた状態で、髪の毛同士が擦れて摩擦が起きることで髪の毛がダメージを負います。

また、時間をかけて自然乾燥したとしても、キューティクルの向きが乱れてしまい隙間ができてしまいます。
そのため、髪の毛が乾いていたとしても、ダメージへと繋がってしまうのです。

・髪の毛を乾かしすぎる
髪の毛にダメージを与える原因のひとつに、熱を与えるというものがあります。
前述したヘアアイロンのように、髪の毛に直接熱を与えるだけではなく、ドライヤーでも熱を与え続けると髪の毛のダメージへと繋がります。
特に比較的安価なドライヤーを使用している方は、髪の毛に熱を与え過ぎてしまう可能性があるので気をつけましょう。

髪の毛が絡まるのを防ぐ方法は?

髪の毛が絡まるのを防ぐ方法は?

髪の毛が絡まらないようにするために、いくつかの予防策を紹介します。

予防策1.トリートメントで髪の毛をケア

トリートメントをしっかりとつけることで、髪の毛に栄養を取り込ませて健康毛に近づけることができます。
さらに、ダメージの原因となる摩擦も防止することができるでしょう。

トリートメントの付け方ですが、中間から毛先にかけてつけるようにします。
トリートメントをつけたら、次はコームで髪の毛をとかしましょう
こうすることで、髪の毛一本一本にトリートメントを行き渡らせることが可能です。

自分にあったトリートメントを使用することも大切です。
担当の美容師に自分に適したトリートメントを聞くと良いでしょう。

予防策2.保湿しながら髪の毛を乾かす

タオルドライをした後に、アウトバストリートメントをつけましょう。
アウトバストリートメントをつけることで、摩擦が起きにくくなるほかに、ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれる効果があります。

アウトバストリートメントの付け方は、インバストリートメントと同様に、中間から毛先にかけてつけて最後にコームで全体に行き渡らせましょう。

予防策3.正しくブラッシングをする

髪の毛が乾いたら最後にブラッシングをしましょう。
こうすることで、キューティクルの向きを整えることが可能です。

ブラシの種類ですが、動物の毛などを使用した商品をおすすめします。
良いブラシを使用することで、とかすだけで髪の毛がツヤツヤになる効果を得られるでしょう。

おすすめのブラシは、後ほど紹介します。

予防策4.寝る前にナイトキャップを被る

寝ているときに、髪の毛が枕との摩擦でダメージを負ってしまうことがあります。
これを防ぐために、ナイトキャップを被ると髪の毛が守られます。

上級者の方法になりますが、寝る前に軽くストレートアイロンを使って、髪の毛が完全に濡れていない状態にするのもおすすめです。
寝る前にストレートアイロンをかけることで、翌朝のスタイリングも楽になりますよ。

髪の毛が絡まった時の対処方法は?

髪の毛が絡まった時の対処方法は?

髪の毛は、一度ダメージを受けてしまうと、健康毛に戻すことはできません。
そのため、これ以上ダメージを与えないためのケアが重要になってきます。

一番即効性があるのは、美容院に行ってトリートメントを受けることでしょう。
美容院では、髪の毛の状態を確認して、その人に一番必要なトリートメントを選んでくれます。
そのため、サロントリートメントを受ける前と後では、手触りが全然違う仕上がりになるでしょう。

ホームケアも重要になります。
ダメージを受けている方は、これ以上悪化させないためにも、アウトバストリートメントをつけて髪の毛を守って、しっかりとブラッシングをしてケアするようにしましょう。

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髪の毛が絡まりにくいヘアケア商品のおすすめは?

髪の毛が絡まりにくいヘアケア商品のおすすめは?

トリートメントとブラシのおすすめを紹介します。

1. 水トリートメントで髪の毛をサラサラに

水トリートメントは、シャンプーが終わって、インバストリートメントの前につけます。

水トリートメントの使い方
1:シャンプーが終わったら髪の毛の水気を取る
2:中間から毛先にかけて水トリートメントをつける
3:毛束に10秒ほど揉み込んで水トリートメントを浸透させる
4:シャワーでしっかりと洗い流す


寺尾さんおすすめの水トリートメントはこちら(楽天市場サイト)

2. ブラシを使って髪の毛を艶やかに

ブラシを選ぶときは、クッションブラシがおすすめです。
クッションブラシは、土台部分が凹むようになっており、ブラッシングをする際に頭皮への刺激を軽減させてくれる効果があります。

ブラッシングする際は、いきなり根本からとかすのはやめましょう。
まずは毛先の絡まりをほぐしてから、根元から毛先にとかすなど段階を踏むことをおすすめします。


寺尾さんおすすめのブラシはこちら(楽天市場サイト)

まとめ

髪の毛が絡む原因は、主に髪の毛のダメージだということが分かりました。

大切な髪の毛を守るために、日々のホームケアはしっかりと行うようにしましょう。
もし、ダメージを受けて髪の毛が絡まってしまっている場合は、美容院でトリートメントの施術を受けるなども検討してみてください。

取材したスタイリスト紹介

代官山の美容院 lemiie(レミエ)の寺尾 紗央里さん

・名前: 寺尾 紗央里(テラオ サオリ)
・役職: スタイリスト
・得意なスタイル: 韓国ヘア
・コメント: 韓国ヘア、お顔周りを可愛くしたい方はぜひ私にお任せください!



ライター:遠藤 一穂

SALON INFOサロン情報

lemiie (レミエ)

住所:東京都渋谷区代官山町15-10 grove代官山 6F

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