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【ヘアカラーを長持ちさせたい!】一日でもヘアカラーを長持ちさせる方法を美容院の店長に教えてもらいました!

【ヘアカラーを長持ちさせたい!】一日でもヘアカラーを長持ちさせる方法を美容院の店長に教えてもらいました!
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オシャレに欠かせないヘアカラー。シーズンごとにトレンドも変わるので、次はどんな髪色にするか考えるのが楽しいですよね。そんなお気に入りのヘアカラーをできるだけ長持ちさせたいって思いませんか?

自由が丘の『CES LIONS(セリオン)』という美容院で店長をしている田中真紀子さんにお話を伺いました。

ぜひ参考にして下さい。

CONTENTS目次

カラーを長持ちさせる方法ってなにかあるの?

ヘアカラーが落ちやすい期間があることをご存知でしたか?
ここの期間の洗髪に気をつけるだけで、ヘアカラーの持ちが変わってくるのでぜひお試し下さい。

ヘアカラー後2日はお湯のみで洗髪!

髪を洗うときに欠かせないシャンプーですが、実はヘアカラー後にシャンプーを使って洗髪をするとカラーが落ちやすくなってしまいます。

とくに落ちやすいのはヘアカラー後の2日間!
この期間はお湯で洗髪し、シャンプーは使わないようにするとヘアカラーを長持ちさせることができますよ。

ヘアカラーが落ちやすい期間はどれくらい?

ヘアカラー後の10日間は落ちやすい状態です。
その期間は、洗浄力の高いシャンプーは避けた方がヘアカラーを長持ちさせることができます。

美容院にお越し下さったお客様にも、ヘアカラー後は2日間お湯のみで洗髪することと、10日間はヘアカラーが落ちやすい状態ということをお伝えしています。
10日を過ぎたら、いつものシャンプーを使用しても問題はありませんよ。

ヘアカラーの色落ちの原因ってなに?

ヘアカラーはなんで色落ちするんでしょうか?
仕組みを理解することで、ヘアカラーを長持ちさせて下さい。

ヘアカラーの仕組み

ヘアカラーは、髪の毛のキューティクルをヘアカラー剤で開き、その内部に色素を入れて発色させることで髪色を変えています。

その色素がしっかりと髪の毛の内部に定着しないと、髪色が落ちやすい状態になってしまいます。
その定着する期間が、ヘアカラー後の10日間です。

髪の毛のダメージ状態で色落ちの速度は変わる

ヘアカラーやブリーチ(脱色)を繰り返した髪の毛は、キューティクルが広がってダメージを蓄積している状態です。
この状態でヘアカラーをすると髪色は変わりますが、キューティクルが閉じないため色素が定着せず色落ちをしやすくなります。

ヘアカラーはキューティクルを薬剤で開き、その中に色素を入れるため髪へのダメージは避けられません。
現状の髪質がどうなっているか美容師に相談をして、髪にダメージを蓄積させない頻度でヘアカラーを楽しみましょうね。

紫外線に要注意

紫外線が肌に良くないということは一般的に知られていることですが、実は髪の毛にもダメージを与える原因になります。
強い紫外線を受けると、髪の毛の内部を守っているキューティクルが剥がれてしまい、その隙間から紫外線が入ってきてしまうのです。

髪の毛に紫外線が入ってしまうと、内部のメラニン色素が破壊され、減少してしまうことで、色があせて退色してしまいます。
紫外線から受ける髪の毛のダメージを守るためにも、適切なシャンプーを使用したり、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を使用しましょう!

ヘアカラーを長持ちさせるコツってあるの?

ヘアカラーを長持ちさせるためには、ヘアケアが大切になります。
美容院に頻繁に通える方は、トリートメントやヘアエステなどをすることで長持ちさせることが可能です。
しかし頻繁に美容院に行くのは、実際はなかなか難しいですよね。
そういうときに重要になるのがホームケアです。

シャンプーにはメーカーやブランドの違い以外にも、多くの種類があることをご存知ですか?
例えば「髪の毛が硬い人用」だったり「柔らかい人用」、「ダメージを受けている髪の毛用」などさまざまな種類があります。
自分の髪質に合ったシャンプーを使用することが、ヘアカラーを長持ちさせるコツです。

カラーを長持ちさせる正しいシャンプーの方法

シャンプーを髪質に合わせる以外にも、正しい方法でシャンプーすることもヘアカラーを長持ちさせるためには大切なんです。

【正しいシャンプーの仕方】
1:髪の毛の表面についている汚れを、お湯でしっかりと洗い流す。
2:シャンプーを直接髪の毛に付けず、手で取って耳の後ろや襟足、フェイスラインの頭皮数箇所に付けます。
3:髪の毛の摩擦で傷まないように、指の腹で揉むようにして泡立てします。
4:しっかりとシャンプーを洗い流します。

正しいシャンプーをすることで、ヘアカラーが長持ちすることはもちろん、頭皮のヘアケアにもなります。
ただし頭皮を洗うときに指の先端であらってしまうと、爪で頭皮を傷付けてしまうことがあるので避けた方が良いでしょう。
また、すすぎのときにシャンプーが残ってしまうと、髪の毛を傷める原因になり、色落ちもしてしまうのでしっかりと洗い流すことを心掛けてください。

カラーを長持ちさせるシャンプーはどんなものがいい?

市販で売られているシャンプーと、美容院で取り扱っているシャンプーの2種類があります。
ヘアカラーを長持ちさせたいのであれば、美容院で取り扱っているサロン専売品のシャンプーを使用した方が良いでしょう。
しかし市販のシャンプーよりも高値なので、なかなか気軽に購入することができないかもしれません。

市販のシャンプーでも「○○成分配合」という髪に優しい成分が入った記載がある商品はあります。
このような商品を選ぶこともヘアケアのポイントになります。
ただ、この記述は規定の量が入っていれば記載できるので、髪の毛をしっかり補修できるほど成分が入っているか分からないというデメリットはあります。

また一人ひとり髪質は異なるので、髪の毛のプロの美容師に自分の髪質を見てもらって、適切なシャンプーを紹介してもらうのが一番でしょう。
ヘアカラーを長持ちさせる点だけでシャンプーを選ぶ際は、洗浄力が強いシャンプーは避けましょう。
髪の毛がすっきりしますが、ヘアカラーを長持ちさせるのには向いていないからです。

まとめ

「美容院に行ったときのキレイなヘアカラーを長持ちさせたい」
そう考えている方は多くいらっしゃいます。


こまめに美容院に行ってヘアケアをするのが一番ですが、実際には難しいですよね。
ご自宅でもシャンプーの選び方や、洗い方で長持ちさせるということが分かってもらえたと思います。


まずは自分の髪質やダメージがどうなっているか把握することが大切なので、次回美容院に行った際は美容師に相談してみましょうね。

SALON INFOサロン情報

CES LIONS(セリオン)

住所:東京都目黒区祐天寺2-14-1 フィオーレ祐天寺3F

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CATEGORY :ヘア
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