【どのヘアスタイリング剤がベスト？】ヘアスタイル別に見たヘアスタイリング剤の選び方

・クリーム系

伸びが良くて、ベタつきが比較的少なく多少つけ過ぎても重くなりすぎないのが特徴です。
これは割と万能に剛毛、細毛にも、細束、太束にも、パーマにも使えます。

・ファイバー系

ネバネバしてる為髪の毛同士がくっつきやすく、太束を作りやすいのが特徴です。
ファイバーワックス自体がやや重く毛束がまとまるため、1束が重くなってセットが長持ちしにくいです。立ち上げる束感よりは重いウェーブヘアやグラデーションのスタイルで、トップはあんまり持ち上げずに動かしたいときに使うのがオススメです。

・クレイ系

別名「ドライワックス」、「マットワックス」と呼ばれ、ホールド力に優れています。艶が少なく軽く自然な仕上がりにになるのが特徴ですがホールド力が強いためショートヘア・ベリーショートヘアにオススメです。

・グリース系

とても髪への馴染みがよく、水分を多く含んでいるため髪が濡れているようなウェット感・艶感を出すことができるのが特徴です。ショートヘアでタイトに艶を出したいときにオススメです。

・ジェル系

ジェルはコポリマー等の合成樹脂が主成分で、髪の表面をコーティングして固めるので、ツヤが出てパリッとした質感になるのが特徴です。パリッと固まるので、動きのあるヘアスタイルには向いてないのと、髪を細かくコーティングしてしまうので、細毛の人は地肌が見えやすくなってしまったり、絡まりやすくもなります。ロングスタイルには向いていないので短いスパイキーな質感を出したい時や、バーバースタイル等を作る時に髪型を崩したくない時、夏に汗でベタつくのが嫌な人にオススメです。

ヘアスタイルの中でも特にセットしにくいと言われているのがショート・ベリーショートになります。
そんなショートヘアでは、スタイリッシュなイメージになるように
・立たせるならハードのファイバー系、ハードジェル　
・艶出したいならグリース、ジェル　
と、それぞれを使い分けていくのがオススメです。
特にハードワックスは毛先の動きや立ちあげたい時など自在にヘアセットが可能です。

・カジュアルなセットならハードワックス　
・カチッと艶を出したいならハードジェル
がオススメです。
短いスパイキーな質感を出したい時にもハードジェルを使うと、すっきりとした印象に仕上がります。

ショートヘアやベリーショートヘアは髪の毛を動かしやすい反面、生えてくる髪の毛の癖に負けてしまうことが多くあるためハード系のものを使うのがコツです。

メンズヘアーの王道ですね。
・ふわっとしたヘアスタイルならクレイワックス　
・ウェット感を出すヘアスタイルならファイバーワックス
マットワックスはホールド力はつよいものの伸びが悪く、非常に硬いのでしっかりと手に伸ばしてから使うように意識しましょう。

ツヤ感を出しつつ、ナチュラルに仕上げていくのであればソフトワックス、ソフトファイバーワックス、ヘアオイルがオススメです。
ショートヘアーにはできない色気を出すことができますので、自分の理想の髪型に合わせて選んでいきましょう。

スタイリング剤への疑問、少しはお役に立てましたでしょうか？
「このヘアスタイルにしたいけど、どのスタイリング剤を使ったらいいのかわからない・・・」という、男性なら誰しもが抱えるお悩み、少しでも参考になりますと幸いです！

【ヘアーモードキクチ 三越前店】田嶋 利幸さん、お忙しい中取材のご協力、ありがとうございました！