30代、小顔に見える髪型の法則【髪の毛・悩み解決】
最近の自分の写真を見たら、太ったわけでもないのに、なんだか昔より顔が大きくなった!? と感じたことありませんか? もしかしたらそれ、自分の顔の形に合わない髪型のせいかも。
さらに30代は、加齢によって顔の印象や髪の毛の質が顕著に変化してくる年代。20代の頃のままの髪型では、顔が大きく見えるだけでなく、年齢よりも老けて見られてしまう、なんてことも......。
大人の小顔を叶えるためには、知っておきたい基本の法則があります! 30代が知っておきたい「髪型と顔型の関係」をしっかり理解して、デカ見え、老け見えを防ぎましょう!
30代になると顔が大きくなる!?
30代は加齢による肌や髪の毛の悩みが増えてくる年代。フェイスラインがたるんできたり、髪の毛のボリュームが減りクセが出やすくなることで、10代や20代の頃よりも必然的に顔が大きく見えやすくなってきます。
(30代女性の髪の毛の悩み)
・白髪が目立つ
・髪の毛のツヤが減る
・髪の毛のボリュームが減る,ペタンコになる
・髪の毛のうねりやクセが出やすくなる
・分け目が目立つ
30代になれば髪の毛の悩みはしようがないものですが、老けて見えたり、顔が大きく見えるのはイヤですよね。
大人の小顔を叶えるコツは、年齢による変化を意識しながら、自分の顔の形に合った髪型をチョイスしていくこと! では、さっそく顔型別の小顔ルールを見ていきましょう。
絶対に押さえておきたい、小顔に見える髪型のルール
髪型には基本的に、顔の形によって似合う・似合わないの基本的な法則があります。卵型・丸顔・面長・ベース型など、人の顔型はさまざま。その中でも卵型は、どんなヘアスタイルでも小顔に見せられるゴールデンバランスと呼ばれる顔型です。
卵型以外の顔型では、「どのようにしたらこのゴールデンバランスに近づけることができるのか」を理解していくことが、小顔への第一歩になります。
卵型さんが小顔に見える髪型
卵型の顔は、眉毛からあご先と、顔の横幅にあるほほの出っ張ってる部分を一直線に結んだ長さが、1対1になっていることが特徴です。
卵を逆さまにしたようなフェイスライン、柔らかい雰囲気、立体的なシルエットで美人と呼ばれる人に多く当てはまる顔型です。
(卵型さんの注意点)
卵型は、似合わないヘアスタイルはないと言われるほどバランスの取れた顔型。でも、完成しているが故に、ちょっとした崩れが目立ってしまうというデメリットも。ヘアケアやケアをしないと顔のシワやたるみが目立って老けたように見えてしまう点は要注意です。
(オーダーのポイント)
ボーイッシュになりがちなショートでも、卵型なら女性らしい印象にまとまります。縦長が強調されるスタイルは顔が大きく見えてしまうので、外ハネでひし形シルエットを作ったり、ボリュームを出したい場合もトップではなく耳上や耳横くらいの位置からがおすすめ。
(卵型さんが小顔に見える髪型)
・耳上のショートカット
・外ハネ系スタイル
(この髪型はイマイチ)
・センター分け
・トップにボリュームのあるスタイル
丸型さんが小顔に見える髪型
丸型の顔は、頭頂部からあごにかけての縦ラインと、顔の横幅が1対1。フェイスラインが丸く見えることが特徴です。女性らしさがあって可愛らしい印象を与える一方で、幼い印象になりがち。可愛い雰囲気が好みの方は良いですが、クール系が好きな人はイマイチと感じてしまうかも。
(丸型さんの注意点)
卵型と比べて縦幅が短い分、顔幅が強調されると結果として顔が大きく見えてしまいます。
(オーダーのポイント)
丸顔は、センターパートで分けることで縦の長さを強調することができます。また、顔周りの毛束で頬骨を隠すことで、シルエットを卵型に近づけるというやり方も。ショートヘアの場合は、トップにボリュームを出して顔周りを毛束でぼかすことで、小顔かつ似合わせヘアスタイルが叶います。
縦の長さが短くなる重めの前髪をつくると、童顔な印象に。アレンジするときは、全ての毛束をアップにしてしまうのではなく、顔周りの毛束は残してフェイスラインをぼかすことで小顔に見せることができます。
(丸型さんが小顔に見える髪型)
・前髪をセンターパートに分けたヘアスタイル
(この髪型はイマイチ)
・重めの前髪やパッツン前髪
・重めのボブスタイル
面長型さんが小顔に見える髪型
面長の顔は、骨格がしっかりしており、鼻筋が通っているため男顔に見える顔型です。あごが長くシュッとしたシルエットが、モデルのようなキレイな印象です。
(面長型さんの注意点)
実年齢よりも大人っぽく見えてしまう面長。面長のタレントやモデルの中には、面長の個性を生かし、強い女性像を前面に出している人も多くいます。
(オーダーのポイント)
面長は縦の長さを強調すると顔が大きく見えてしますので、小顔に見せたい場合は、縦の長さをできるだけ出さないようにするのが◎。横にボリュームを出して菱形シルエットを作ることで、縦長のシルエットを中和したり、顔周りにレイヤーを入れてボリュームを出すという方法もあります。
(面長型さんが小顔に見える髪型)
・外ハネヘアや耳掛けヘア
・ウルフヘア
・前上りボブ
(このヘアスタイルはイマイチ)
・ストレートヘア
・前髪をセンターパートで分けるヘアスタイル
・シースルーバング
ベース型さんが小顔に見える髪型
ベース型は、面長と同じく男っぽい印象を与える顔型です。ネガティブに捉えられることが多い顔型のひとつですが、それは日本独特の感覚。海外ではベース型のモデルやタレントがたくさんいます。
(ベース型さんの注意点)
ベース型の特徴は、頭頂部から少し横の頭の角の部分が張っている、いわゆる「ハチ張り」だったり、横から見ると頭全体の凹凸が少ないこと。平面的な印象を与え、顔の横幅が広く見えてしまうことも
(オーダーのポイント)
ウェイトが低いとエラが目立って横幅が広く見えてしまうため、ウェイトを高めにして小顔効果のある菱形シルエットを作ることがポイント。前髪は黒目の位置に設定することで、横の長さを抑える効果を出せます。
(ベース型さんが小顔に見える髪型)
・顔周りの動きを出したミディアムレイヤー
・ウェイトを高めに設定をしたミディアムウルフ
(この髪型はイマイチ)
・幅広の前髪やパッツン前髪
・八の字のように見えるセンターパートで分けた前髪
・前下がりのボブ
逆三角形型さんが小顔に見える髪型
逆三角形の顔は、額が広くて耳下から顎にかけてシャープになっているのが特徴です。縦長のシルエットが、クールで知的な印象を与えます。
(逆三角形型さんの注意点)
デメリットの少ない顔型です。シャープな印象が強いので、可愛いヘアスタイルにはあまり向いていない顔型です。
(オーダーのポイント)
顔の中で菱形のシルエットを作ることで、小顔効果を出すことができます。例えば、頬骨に当たるサイドのヘアにふんわりとした動きを与えて立体感を出すなど、いろいろなやり方があります。
可愛い印象になりやすいボブヘアでは、横に広がるパーマスタイルを入れることで逆三角形の顔型の方にも似合うようになります。
(逆三角形型さんが小顔に見える髪型)
・トップにボリュームあるスタイル
・シースルーバング
・ウルフヘア
・横に広がるパーマスタイルボブ
(この髪型はイマイチ)
・ワイドバング
・パッツン前髪
・キュートなヘアスタイル
基本をしっかりおさえて大人の小顔スタイルを叶えよう!
30代が小顔になるための髪型の法則を紹介しました。自分の顔の形に似合う髪型にイメージチェンジすれば、小顔になるだけでなく、ぐっと若く見えるはず!
また、似合わないとされる髪型でも、顔のパーツやバランスでビシッとハマる人や、デメリットをむしろ個性として活かす人もいます。オーダーの際は、基本をおさえた上で自分の希望を美容師さんに相談してみてくださいね。
年齢による髪の毛の悩みが一気に増える30代。悩みは増える一方で、20代の頃とは違う大人の魅力が出せるのも今から! しっかりと基本をおさえて、小顔でキレイな大人女性を目指しましょう♪
インタビューに協力してくれたサロン
取材・ライター: 高村 陽子、遠藤 一穂
- この記事の情報は、掲載開始日時点のものとなります。
掲載されている記事内容及び店舗情報は予告なく変更されることがあります。ご了承下さい。 - 掲載サロンは、記事掲載後、移転、閉店などされる可能性があります。
掲載ネイル画像は予告なく削除される可能性があります。